北とぴあ 音楽と本祭 Vol.1 『親愛なるレニー』フェリシア・モンテアレグレ・バーンスタインのために


バーンスタインが書いたフェリシアの曲を練習中。バーンスタインの奥さんのフェリシア。


こんな曲。


不思議だけど、すごい良く出来た曲で、音符をひとつひとつ追っていると、ひとつひとつに意味があり、なるほどと唸る。すごいなぁ、作曲家って。いや、もちろん世界のバーンスタイン様なんだけどさ。

そんなレニーを支えたフェリシア。バーンスタインがゲイだということも知っていた上で、友人として二人は一緒にやっていこうと決めた。そしてフェリシアは癌で早くに亡くなってしまった。1978年6月16日。56歳だから今の私より若い。今から46年前。

そんなフェリシアのためにバーンスタインが書いた曲が、この素敵なピアノ曲だ。

40年さわってなかったピアノに最近触りはじめた私は、「あれなら絶対に弾けるようになる」と吉原真里先生に励まされ、一生懸命練習はしたのだけれど、ついに目標にしていた「フェリシアの命日までに仕上げる」はかなわなかった。がっくし。

先日吉原先生にあった時も、譜面の読み方を確認させていただいたり、「早くなるところは音を分解してやるといいよ」という有益なアドバイスをいただいたのだが、そうするには自己流でかなり進みすぎてしまったのも事実。とにかくめっちゃ下手くそだが、このまま行くっきゃない!

頑張るぞ。フェリシアの命日ではなく、誕生日だったら来年2月まで猶予があるのだが、いや、そんなに長くは待てない。とにかく早く弾けるようになりたいのだ! 明日も練習する。明後日も。死ぬまでずーーっと。そしていつかは「ラ・カンパネラ」に挑戦するのだ!

それにしても、あまりにも下手な自分がいやになる。そもそも2分ちょいの曲なのに、3分半とえらく長くなっている。

ちょっと解説しておくと、一応最後まで音符をおいかけるが、最初まずまず、途中から全然ダメダメになり、最後はごまかしごまかし。でもエンディングはまたシンプルになるので、そこからキャッチアップ… といった感じ。そして、かなりの数の音符はすっ飛ばしている。

一応最後は最後として終わるのだけど、まだまだ人には見せられない…といいつつ、フェリシアのためにアップ〜っっ(笑) 

 

いつかきっとスラスラを弾いてみせる! がんばるんば! 

現状、ピアノの練習、ピアノが到着したその日から1日も欠かしたことはありません。すごい忙しい日でも「東京ラブ〜ストーリー(なんとか完成)」「氷島(1ページ完成」「アダージェット(ごまかしごまかし1ページ半くらいは行った)」と、この曲を1回ずつ弾いてから出かけた。

難しいのは、ピアノを弾く時間帯は、必ず朝は8時以降。夜は20時以降は弾かないと決めている。(一度、両隣の方に確認したら、私のピアノの音は全然漏れていなようなのだが) 

 いずれにしても、いつかきっとちゃんと弾いてみせるぞ! そしたら改訂版をアップします。もう少し待ってて、フェリシア。


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