SNSとの付き合い方:ちょっと自慢したいこと


SNSの運用について、いろいろ思うところがあるので、忘れないうちにメモがわりに書いておきたい。事業単位だったり、個人だったり、それぞれSNSのやり方はいろいろあると思う。

私は今でも一番好きなSNSは、ツイッターだ。Xとは呼ばない。私はツイッターが一番好きだ。何より知らない人と繋がれるし。ワクワク感はfacebookやInstagramよりうんとあると思う。

もちろん最近はいろいろ思うことがあるのだけど、ちょっといいこともある。最近、かなり自慢したいことがあったので、ぜひ自慢させてください。

先日大好きな冒険研究所書店さんのツイッターで、こんなのがあった。


 
へぇー、と思い、半ば冗談でこんなツイートをしたら…



そしたら、こんなレスがついた…



す、すごいな。オレ。44回か!!?

でも確かにそれはありうる事かもしれない。もっともその私も冒険研究所がオープンした当初は、クラファンにちょこっと参加したくらいで、本はアマゾンで買っていた。

それを尊敬する友人たちが「本はアマゾンではなく応援する本屋で買います」というスタンスを貫いていたのを見て、私もいつまでも世の中に文句を言っているだけじゃダメだ、ちゃんと消費行動で意志を示さねば…ということで、ある時から冒険研究所書店さんから買うことになったのだ。

消費行動というのは、ある意味社会へのメッセージでもある。それを忘れちゃいけないよね。

確かにアマゾン・プライムと違って、ここでは送料はかかるが、でもそれだって冒険研究所書店にリアルで電車で行ったと思えば、安いもんだ。

しかも忘れないようにポンポンとツイッターのメッセ欄に入れておき、ある程度オーダーがまとまると「そろそろどうでしょう」と連絡をよこしてくれる。そして荷物をある程度まとめて出荷してもらうという方法をとっている。

本の在庫がない時は、中古市場もさがしてくれたり、本当に親切。もちろん冒険関係者が著者だったりすれば、書籍はサイン入りのものも多い。

ちなみによく批判される本の流通経路。流通経路が厳しい小さい書店さんなのに(失礼!)、本当に頑張ってらして、今まで注文して極端に時間がかかったり取れなかった本は一冊しかない。これって、本当にすごいこと。

でも本当は注文して買うだけではなくて、店内を1時間くらいぷらぷらしながら本を選びたい。丁寧に選書された荻田さんのお店。ほんとたまにはうかがって、ゆっくり本を吟味したいんだけどなぁ。

ちなみに冒険研究所書店さんについては、こちらの記事が詳しい。他にも宣伝・広報活動はきちんとされているので、たくさんの記事をネット上だけでも見つけることができるだろう。

荻田さん=ちゃんとした探検家…といったら短絡的な説明かもだけど、荻田さんと他の冒険家・探検家さんを分けているものは、そのスタンスだとも思う。(他の探検家の人がいい加減だとは言ってませんよ、言ってませんとも!)

荻田さんは社会的な冒険家・探検家だ。厳しい言い方かもしれないけれど、冒険家・探検家は、どこかに行って、何かを持ち帰って、社会に役にたつよう還元しなければ(それが書店だったり、角幡さんや高野さんみたいに書籍だったり)、今の時代、悲しいかな社会的存在意義はない。ただ好きなことをしている変な人たち…ということになってしまう。

そんな荻田さんが本屋の運営だ。事業は本当に大変だとは思うが、例えばもし植村直己さんが生きていたら、今の荻田さんに近いことをしてたんじゃないかなとも思う。

荻田さん自身のメッセージはこちらのnoteにたくさん書かれているので、私がどうこう説明するよりも、ご本人の言葉を受け取ってほしいと思う。

ちなみにこういうSNSやブログの運用など、冒険研究所書店さんの動きはとてもきちんとしていて、私ももっとちゃんと自分の事業を運営しないとなぁ、などと思ってフォローし、実際参考にもしている。とても勉強になる。

いわゆる冒険家、探検家が一般社会からリスペクトされるためにも、荻田さんみたいな人の存在は本当に大切だと思う。

…という中での、上記の冒険研究所書店さんとのツイッターにおける会話である。

オレも責任重大。このNO.1の地位を維持するためにも、たくさん買わねば。…っていうか、ほんと最近積読もどんどんひどくなっていってやばいことになっている。せっかく資料のCDを処分して棚を空けたのに、空けた隙間はどんどん新しい本で埋まってしまう。しかも読んでいない。

これはいけない。どんどん読んで、どんどん買おう。これからも!

よく聞かれるけど、私は本は読み終わったら、ここに感想文を書いて重要ポイントは忘れないようにしつつも、プラチナ本認定以外は割とちゃっちゃと中古市場に回してしまう。加えて自分の渋谷の棚本屋で売ることも多いので、それほど家は本で埋もれているわけではない。

それにしてもツイッターって、こういう素敵なことが起きるからたまらない。先日も大好きな翻訳家の鴻巣友季子さんが私の感想ブログを読んでくださった。映画の感想は書けば、だいたい「公式」さんがリツイートしてくれる。著名人の方に直接話かけたり、本や映画の感想を伝えたりすることも可能だ。

でもいつか私もこのツイッターのあまりの荒れように、嫌気がさしていつかツイッターを離れる時が来るのだろうか。

とはいえ、Blue Skyとか、Threadとか一応アカウントは作ったものの、あまり積極的にやらないのは、まぁ、あと10年仕事するなら、今からでも頑張ってツイッターから新しいSNSに切り替えていくんだろうけど、あと2年なんだから、もうこのまま逃げ切るでいいや、と思っているからだ。

世界をより素敵な場所にするために、応援したり、自分がいいと思ったものは自信を持って強く推していくといいと思う。

あ、そうそう、よくツイッターのフォロワー数が少ないといって、どうすれば増えるのかと聞かれることあるけど、その人がまずすぐできることの一つに「自分が良いと思ったものを応援すること、褒めること」があると思う。

そうやって、一人一人で、自分の周りの空気を1mmでも良いものにしていけば、SNSの環境およりよいものになるのではないか。

問題なのは、善人が沈黙をつらぬくことだ…とどっかのエライ人も言ってた。だいたい世の中の悪いことは、善良でまともな人が黙っていることが原因になっているんだよ、と。世の中、みんなで素敵な場所にしていきましょう! せめて自分の周り半径50cmでも。

…とか、ブログに書くとまた野崎が「学級委員みたいなこと言ってる」とかそういうこと言う人いるんだよなぁ。

言いたい人には言わせておいて結構。ほんとそういう意地悪言う人って、家族や友達(いるのか友達?!)からも、疎まれてるんだろうなと想像すればよい。リアルもネット上も、一緒だよ。

とか書いてたら、世の中ではMixi2なるものが始まったらしい。私もいつもの@mplantyokoで、アカウント作ったので、よかったらフォローしてみてください。何をやるかはまだわかりません。

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そしてFLOOKの来日もぜひお忘れ無く。春のケルト市は4月26日。こちらもよろしく。詳細はこちら www.mplant.com/flook

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