SNSとの付き合い方:Twitterの暗黒面に触れた時

ちょっと前なのだが、被団協の方のノーベル賞受賞式の生中継を見ていて、あまりの感激にこんなツイートを呟いた。


いや、実際感動したんだもの。私の心からのツイートだ。

私は本当にツイートが多い。統計上、見ていて快適なツイートは1日10くらいなのだそうだ。私はたぶん30くらい…多い日ではRTも含めて50くらい行ってるんじゃないかな。でもなんだかやめられない。

特にオフィスで集中的に仕事をしている時に多い。ま、事務所の中の無駄話隊みたいな感じか? 仕事中黙ってられない同僚、ってみなさんのオフィスにもいたでしょう? それが私です。

ちょっと多動症の気もあるから、なんかやばいんだよなぁ。

この日はノーベル賞の中継を見ていて、見ながら自分の感動をツイートしていた。つくづく生中継とツイッターは相性がいい。

「なんて素晴らしいんだ! このメッセージ! このメッセージを世界中に流すために、ノーベル平和賞は今年の受賞を被団協さんに決めたのだ。それが分かった! すごいな、ノーベル賞」

私は目が覚めたような気持ちになった。

(でも、そもそも私ったら、日本被団協さんがどんな活動をしているのか、この受賞前にちゃんとわかっていたかというと、まったくもってお恥ずかしい話で、ほとんど知らなかったと言っていいくらい。最初は「ひだんきょう」と聞いて、なんだっけ、それ…と思ったくらいなのだ。まったくもってお恥ずかしい。大人としてやばいと思う)

中継を見ながら、あまりの感激に思いのままこのツイートしたら、あっという間にリツイートが重なって、2,414リツイート、1.4万のLikeがついた。

普段何度ライブの告知をしても、たいした数のリツイートがあるわけではないのに、こういう仕事に関係ないツイートこそ受けたりする。なんか考えちゃうよね。

それはさておき…。

このくらいの拡散数になると、当日は良い@ツイートや引用ツイートばかりだったのが、2日目くらいからさっそくアンチもどこからか湧いてきて、あえてその人たちの言葉はここで引用しないが、こちらが不快になるような言葉が飛んでくるようになった。

そういうアカウントは、だいたいはフォロワーが数百人、下手すると100人もいないことも多い。そして当然匿名だ。

偉そうに自分の意見を押し付けてくる何処かの誰か。何か言いたいことがあるのであれば、SNSでもなんでも自分の場所で言えばいいじゃないか。きっとリアルで、誰も聞いてくれる人がいないんだろうなぁ。

こういう人たちは家族や周りの友人からも疎まれているだろうなぁと想像しつつ、最初は私も、そういった引用ツイートや返信を無視していたのだけれど、そのうちイライラしてきたので、思い立って片っ端からブロックすることにした。

で、やりながら気づいたのだけど、こういう異様なバズり方をした時は、早めにブロックするのが正解のように思う。ミュートではなくブロックね。

というのも、特に引用ツイートで嫌なことを言ってくるやつは、そいつのタイムラインを見ている、別のいやなアカウントを呼び込みかねないから。

引用ツイートというのは、そいつらが持っている悪の世界に、私のツイートが拡散されてしまっているわけで、それがさらに良くないアカウントを引き付けてしまう…という連鎖を招いてしまう。加えて連中が「おすすめ」タイムラインを見ているとしたら、そこからまたいやな人たちへの呼び水にもなりかねない。

そんなわけで、自分の周りにこれ以上のウジ虫をわかせないためにも、とっととブロックするのがいい。実際、数件ブロックしていたら、そういった嫌なリプライツイートはすうっと消えていった。

しかしすごいよなぁ。私ですらこんなんだから、人気がある人や、普段のツイートでもたくさんのRTをされる人は、普段からこういうウジ虫と戦っているんだろうなぁ。それを思うと頭が痛いよ。

確かに変な人はネット上に昔からたくさん存在した。インターネット黎明期だって、今、ネット老人会の人たちが言うほど牧歌的だったわけではない。ただ単にネットを使って商売をしているだけでなぜか湧いてきたアンチと戦わなくてはいけないこともたくさんあった。

今回の立花氏とまではいかないけれど、よく考えれば誰が考えてもおかしい話を捏造して、あることないこと言いふらし営業妨害してくるやつは何人かいた。

最初は私も可愛く落ち込んでいたけど、正直そんなこと言ってられないくらい自分の仕事は普段から忙しいし(それはメンタル上、とても良いことだ)、

そもそも自分と同じような事業をしている人が、ほぼ満遍なくそういったアンチに悩まされている状況を知って、変な意味で心が落ち着いた。あ、これはこういうもんなんだ、と。

(本当に、ここにも何度か書いているが大切なのは横のつながりであると何度も思う。この仕事の苦労は同業者じゃないとわからない)

ま、今もよく言われることだけど、ネットの上で討論はしない方がいい。勝つのは必ず「暇な方の人」なのだから。

でもリアルでも疎まれている嫌な人がたくさん存在するのと同様、ネット上にも、ほんとに嫌な性格の人というものは、やはり存在するわけで、これからゼロから商売を始めたり、それによってSNSを活用していかなくてはいけないこれからの人たちは本当に大変だと思う。

それでも私なんぞはある意味いろんな状況で経験値を積んできたから良い方であって…いや、でも、それも違うかも…。逆にネット上の誹謗中傷は当てにならないと多くの人がすでに学んできたし、対応するいろんなノウハウもかなり共有されてきているから、それはそれで良いのかもしれない。

黎明期は確かにすべてが模索、みんな経験値が低いから本当に手探りだったというのはある。

まぁ、いずれにしてもそういうアカウントはブロックに限る。

ここに何度も書いているとおり、世の中の悪を助長させるのは、黙っている人たちなのだ、ということ。そして声を上げる勇気?をたまたま得てしまった少数の声の大きい人たちが、ぎゃあぎゃあ声高に騒いでいる。それは改めて、ここにはっきりここに書いておこうと思う。

さて、今日も楽しく行きましょう。


PS

あ、あとひとつ書くの、忘れてた。へんなツイートを見た時は、それをマメに「報告」すること。自分宛でなくても、へんな投稿はどんどん報告しています。結構効果ありますよ。

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