今まで何回やってきたかもうカウントも忘れてしまったケルト市。なんだかんだで10回以上はやってきたでしょうか。北区と江東区で順繰りにやってきましたねー。
北とぴあでやったこともあるし、ココキタという、むかし学校だった施設でもやったことがありました。あれは面白かった。
そして江東区でも。豊洲の新しいホール。江東区だけで、この間数えたら、ケルト市は5回やったことになります。最初は『ブレンダンとケルズの秘密』の映画上映でした。
「春」と「秋」の2回。コンサートチケットを買うまでもいかないけどケルト文化興味ある…みたいな、そういうグレイ・ゾーンの人たちを呼び混むために作ったイベントでしたが、まぁ、なかなかいろんなことは簡単には行かず、毎回試行錯誤の繰り返しだったのでした。
こういう企画やってると、その企画のマニアの方を喜ばせるだけではダメなんです。
みなさんも身に覚えあると思うのですが、だいたい人の興味とか趣味って、4年経つと熱が冷める。それに最近では、社会の動きとともなって、10年同じライフ・スタイルだという人はほとんどいません。
結婚したり子供が生まれたり、親の介護や実家の用事、仕事だって10年同じ状況の人はほとんどいない。だから、常に新しくファンになってくれる人を呼び込む必要がある。常に、常に。
そして、それでも離れていく人も多いため、市場の絶対数は、なかなか増えなかったりする。努力をしなければ、お客さんは、減るばかりなんです。
だから、とにかくグレイ・ゾーンのお客さんを取り込むべく、本来もしかしたら私が目指すところではなかった「ケルト市」というコンセプトを頑張ってきました。
ですが、まぁ、私ももうすぐ引退なので、今回一応THE MUSIC PLANTが「主催する」ケルト市は、今回で最後にすることにしました。
ただ今回もケルティック・クリスマスのお手伝いなど、人の現場に「ケルト市」としてお邪魔する機会は、私の引退前にまだまだ数回ありそうです。(それにすいては、またご案内していきます)
ただ自分の責任で場所を押さえ、お客さんを集め…というケルト市は、もう終わります。
最後のケルト市ということで、FLOOKがメインで出演してくれる他、ピーター・バラカンさんのDJ、そして豊田耕三さんがFLOOKのゲストに来てくれます。
そして、じつは豊田さんの多大なる協力のもと、バンド結成30周年のFLOOKに、日本のプレイヤーさんから演奏をプレゼントしようという、ある意味バカな企画を考えました。これについては、またこのページで最後ご案内していきますが、まぁ、とにかく最後。みんなで、楽しみましょう!
FLOOKのみんなは、喜んでくれるかな?(あくまでメンバーにはサプライズです)
FLOOKのファンの人ってプレイヤーが多いと思うんですよ。だから最後にみんなでFLOOKと共演した!?という思い出を作りませんか?
あと今回、都内数カ所で公演を行いますが、この公演が一番チケット代が安いです。5,000円。というわけで、ぜひみなさん、こちらの公演にもいらしてください。
しかし、この「ケルト市」の屋号、私が引退したあとも、誰か引き継いでくれる人いないかしらーー!? いいネーミングだと思うんですよね。
何人か声かけたんだけど、誰もシリアスに反応してくれない。でもって、そもそも全然この「ケルト市」が企画としては安定してないから、引き継ぐのって難しい。黒字案件なら、どうどうと人に振れるんだけど…
とか、書いてたら、別の区から「ケルト市、詳しいこと教えてください」とか問い合わせあるし…!! おいっっ、そうなるんだい?!(笑)
というわけで、最後の「主催」ケルト市。頑張ります。チケットは予約、そして江東区の施設で購入ができます。詳しくはこちらへ。
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