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2013年8月12日月曜日

旅日記9日目 オスロの寂しい一日

翌朝も走った。結局今回の旅で走ってないのは一日だけだったかも。ホテルの前のでかい道を線路に沿って北上、途中湖があって、その近くを走るべく計画していたのだが、草むらで覆われて湖はほとんど見えない。でも途中「ここで泳げます」的パブリックな場所があったので、ちょっと見学。水質とか定期的に検査しているらしく、着替え用の小屋まである。ミッケが昨日、暑くなると途中湖で泳いだりするんだ、って言ってたけどこれかぁ!   全くもって羨ましい。このエリアはいわゆるインダストリアルエリアだけど、一般家庭もあるし、ちょっとした森、湖も。みんなこの湖泳いでるんだろうか。ウチの近所の荒川も泳げるといいのに、と思った。

さらに行くと今度は馬牧場。草をとって食べさせたり撫でたりしばし交流。馬、好きなんだー。つむじが鼻の上にあるところや、口の周りをさわるとビロードみたいにあったかい。

この日はストックホルム中央駅から朝八時の電車で移動なので、キツイから走るのは辞めようと思ってたけど、朝五時に頑張って起きて走って本当に良かった。雨がふったあとで、緑も綺麗で最高。

そしていつも楽しみな朝ごはん。ここはGEのデカいオフィスビルにあるホテルで、もともとGE関係者の出張用なんじゃないかと思う。朝ごはんも社食みたいな広大なカフェで食べる。ドカ喰い。どうせ昼は食べない。タクシーが迎えにきて中央駅へ移動。10分ほどであっという間についてしまう。自分はせっかちなので、どうしても早く移動しがちだ。でも早めに行ってコーヒーするくらいがちょうどいい。ハードスケジュールだと大変ですね、と言われるが、何のどっこい、すべてが予定通りに行けば対したことはないのだ。それより時間がなくなってパニックすると超疲れる。

ストックホルムからノルウェーまでなんと電車で移動。六時間弱。座ってりゃいいだけなので楽。実はこの日はヴェーセンはストックホルムのフォークフェスティバルに出るので、それ見ても良かったのだが、ラインアップがどうも素人くさいし、ヴェーセン以外みたいものもないので、パス。実は日本を出発してからも予定も組まずボケボケしてたら、某新規取引先が、ノルウェーにたまたまフェスでいるので、そこにこないか、フェスに入れてあげるから、と言う。そのフェスはオスロ市内でやってる大きなフジロックみたいなフェスで、この日もクラフトワークやジェイムス・ ブレイクなどがでるという。こりゃ棚ぼた。たまにはこういうのもいいだろうと思い、了解し、オスロにホテルを取っていた。そしたら数日前にパスは取れなかった、でもぜひミーティングしたいので、オスロには来てくれ、と言う。そして最終的にこの日電車内で受け取った連絡には「忙しくて時間が作れない」というものだった。きーーーーっっ!   だったら用事のないオスロには泊まらず、次の街まで移動してそこでゆっくりしようと思ったら、ホテルがすでにリファウンドなしのステイタス。仕方がないので、用事もクソもないオスロに泊まることに。きーーーーっっ…  もうこことは仕事せんわ。アーティストがいいから連絡してやってんのに、全く嫌なマネジメントだぜ!

でも何せおよそ10年以上ぶりのオスロなので、せっかくだし、ってなわけで、昔の取引先に連絡したら、こっちはすぐメールに返事があり、今日はダメだけど帰りの日に会おうなんて言ってくれる。やっぱ仕事実績があるところはいいね。当時はCDを大量に輸入し、それなりの大金を送金してたしなぁ!

で、オスロのとっておいた駅前のホテルにはいると、何やら音がする。窓を開けたらそこは何とフェスティバル会場で、音がここまで聞こえてくる!   しばらく音楽をそこで聞きながら仕事。でもせっかくだし街に出るか、とムンク博物館を目指す。あー、普通の観光ってつまんない。でも北欧のいろいろを知っておくことは仕事でもある。で、徒歩20分くらいか。行ってみたら前きた時とはだいぶ様子が違う。もしかして引っ越した?   でもこのエリアはなんだかインド街みたいな場所で面白かった。思わず「ムンバイ、なう」とか心の中で言ってみたりして…

で行ってみたら博物館は15分前に閉館。  北欧、やばい。 夕方5時なんて、まだピーカンなんだもの。でもまぁ位置を確認したのでいいか、と思う。今度は地下鉄乗ったら30クローナ取られた。600円くらい?   高い!

で、帰りはとっても美味しいインド料理を一人で食べてホテルに戻る。このインドが今回の食べ物で最もヒットだったかも。デザートまで爆食。値段のことは考えたくない…。とにかくノルウェー高い!  そしてホテルの部屋の窓からジェイムス・ ブレイク。正直、音もよく分からんし、こういう音楽だったらライトとか凝ってないとダメでねーのと思うが、ご存知夜の7時程度じゃ、まだまだ外はピーカン。お客のすごい歓声が聞こえてくる。そもそもこういう音楽をが本当にいいかというのは、こういうのを100個くらい聞かないと判断できんと思う。私だって伝統音楽バンド、自信を持っていいか悪いか自分の意見が言えるようになったのも100個くらいライブを見た後だ。昔は本当にライブによく行った。年間100本というのを自分に課してた時期もある。なんだかわからないけど、100本は見ます、というと発言に説得力が出た。年間100って実は全然難しくなくて、週に二本見ればいいだけだから軽く達成できる。海外出張すれば、梯子とかよくやるし。年間100本を辞めたのは、本当にいいと思えるライブになかなか出会えないからだ。こう言っちゃなんだけど普通にまったりと終わるライブって実はすごく多い。そんなの時間の無駄だよね。

とかなんとか思いながら、ジェイムス・ブレイクが終わり、クラフトワークまで時間があるのでサウナに行く!   今回の旅行でやっと初サウナ。スッキリ!   で、 戻ってきたらクラフトワークが始まってた。3Dショウとかうたってたけど、ここからはスクリーンがはっきり見えない。時々聞こえてくるゔぉーかるがここからだとすごい音痴に聞こえるが、YMOみたいなもんだからいいんだろうか?(解釈あってるのだろうか)   これまた普段聞かないからこれがいいもんなのか、まったく分からん。

そして寂しいオスロの夜はふけていくんであった。YMOもとい、クラフトワークが終わるともう深夜。今日は誰とも話してないんじゃないか?   ま、こんな日もあるか。