国際基督教大学高等学校さんにお邪魔しました

すみません,古いレポートですが、better than never。以前、自分が話をしたり、その翌年には通訳の染谷和美さん、さらに昨年はフォトグラファーの畔柳ユキさんにも出演いただいたICUの「ヨーコの部屋」もとい…「音楽を仕事にしたいという高校生へのお話の会」ですが、今回はペッテリ・サリオラに話をしてもらいました。まだ学校卒業して、そんなにたってないだろ!みたいな感じでしたが…

最初がんばってペッテリの話を実況ツイートもしようと思いましたが、いろいろ取りまとめるのに、バタバタし結局ほとんどツイートもできなかった。でも高校生の感想が良いので、ここに紹介します。

ペッテリはとにかくプロとしてやっていくことをこんな風に説明してた。これは自分の好きな事だから仕事だ、って思ったことない、って。それはすごく高校生の気持ちに残ったみたいです。でも自分が高校生だったときのことを思いだしてみれば、確かに好きな事を仕事にしたり、仕事を楽しんでやってる大人って周りにいなかったと思う。

あとは人の役にたつこと、というのをペッテリは強調してましたね。そうしたらきっと生き残って行ける、と。あと自分のメンテナンスのことも。自分をきちんとメンテナンスして、人にベストなパフォーマンスを提供する、という事を強調していました。

ペッテリは多少スケジュールがきつくても演奏環境が悪くても大丈夫なんですが、食べないのだけはホントにダメなんだって。…だって…というか私もこれは良く知っているんですが、確かに燃費の悪さはヴェーセン以上! でもそうやって何が大事がはっきりしている人は仕事もしやすいんです。

高校生にとっては、例えばミュージシャンの一般的な生活ってまず想像もつかないだろうから、ってんで、私も多少高校生に説明しつつ、ミュージシャンのアテンドはその人によって大事なところが違うのだけど、たとえばペッテリだったらやっぱり食べ物のことを気にして上げるんだよ、と説明。たとえば毎朝会った時に何時ごろ朝ご飯を食べたのか把握しておくこと、そしてこのあとは何時まで食べられないよ、というのをきちんと声をかけてあげる、など。

さてさて高校生からの反応をご紹介します!

「初めて生でギターの演奏を見てすごく感動しました。ミュージシャンの普段の生活やなり行きなりど、すごく貴重な時間でした。自分がやりたいことを他人に左右されることなく、つき進めて行くペッテリさんの考えにもすごく納得できました」

「あまり聞いたことのないタイプの音楽で、とても驚いた。またマイクとの距離を調節して声を【楽器】として使っていたのも印象的だった。弾いている本人が楽しそうで、まさに音楽をやっているように思えた」

「単に音楽を演奏するのではなく、1つのビジネスとして一人でやっているということが意外だった。(そうよ、事務所におんぶにだっこ出来るのはホンノ一部!)直接音楽に関わらなくても、ミュージシャンを助ける役割としての仕事もあることが面白かった。ペッテリさんのように少数派のスタイルでプレーするには小さなコミュニティを作っているのが興味深かった。(するどい!!)」

「ひとまずこれからの部活を頑張って、日々の鍛錬を惜しまないようにしていきたいです。3年間頑張ってみて、それでもプレイヤーは難しいと思ったら,野崎さんのように裏方の仕事もやってみたいと思います(嬉しすぎる!)いずれにせよ、これからも音楽と関わっていきたいと思えるような授業でした」

「あまり内容とは関係なくなってしまうかもしれないのですが、“英語を話せるようになりたい”と強く感じる時間でした」(そう、この授業はすべて英語でした)

「ペッテリさんの人柄の良さや、ジョークが好きだという点おアーティストとしてパフォーマーとしての自覚おようなものが感じられた気がした。機会があればネットはもちろんCDショップでも探してみたい」(ありがとう!)

「とにかくすごかったです。目の前のギターから出ている音だとは信じられませんでした。お話しも茶目っ気がありながらも学ぶところが多く素晴らしいものでした。のぞむな将来ペッテリさんと仕事がしてみたいです(ぜひ!!)」

「MIYAVIさんと共演してほしい」(←誰だ、これ!?)

「これから彼が売れるといいと思う」(頑張ります!)

「今回のイベントで音楽のことについてばかりかと思っていたら、それだけではなくて人生のことについて、どう生きればよいかという事などもたくさん話してくれて、とてもためになるイベントでした」

「彼の演奏ははじめて聞くタイプで、ドラムとギターを同時に行うスタイフがかっこよくて、また機会があれば聞いてみたい」

「僕も小さかった頃にミュージシャンになりたくて親に相談しました。そしたらあまりいい答えがかえってこなくて周りの意見に流されてその夢を諦めてしまいました。でもペッテリさんがいうように人生は自分のものなんだから自分で決めて、大事なのは自分が好きなことをやることだ。これを小さいころから思っていてギターを続けていればよかったと思いました。すごくかっこよかったです」

「“趣味みたいだから仕事っぽくない”というセリフが賛同できました。これから知名度をあげて売れて行くと想うので応援しています。自分は将来何らかの形で芸能界にかかわると想うので、是非そのときはペッテリさんの広告など担当させてください」(きゃー、お願いしますよ!!)

「ペッテリさんのギターからドラムのビートが聴こえてかっこいいなと想いました。私もこれからもっと練習して上手くなりたいです」

「ペッテリさんはとても楽しそうに弾いていて、私も楽器をやりたくなった」(ぜひ!)

「自分のことやりたいことをやればいい、というアドバイスがすごくよくて、これからも音楽活動をしていきたいと想います」

「帰ったら練習しようかと思った」

「私は音楽にあまり興味がなく、ギターで弾かれていた曲にも関心がなかったのですが、今回話をきいたり曲を聴いて興味がわいてきました」

「ギター1つでどこでも演奏できて、しかもバンドがあるみたいにきこえるのが本当に信じられないくて、ずっとギターを弾いている手を見つめてしまいました。アルバムがあるなら買います!」

「一人一人その人に向いているものがあるということを教えてくれました」

「日本人ぽい考えかもしれないけど、なかなか自分の趣味を仕事にはできないと思う。それはリスクを恐れているからかもしれないけど、そういうのを乗り越えた人のみが自分の夢をかなえられるのだな、と思った」(するどすぎて言葉になりません!)

「“もののけ姫”は自分も好きな曲でオリジナルの感じがとてもよく聴こえて歌が入らなくても感動できました」

「あそこまでうまいギターと歌を生できけることはあないと思うから一生の思い出にしたい」(ぜひ大人になったらコンサートに行ってね! ありがとう)

「私の夢は発展途上国でのフェス開催です。今日だからお話を生できくことができてすごく嬉しかったし楽しかったです。演奏がほんとにすごくて、お話しされていたときのふんいきとはガラッと一変して「あぁ〜ミュージシャン!」ってすごく思いました。これからも応援しています。いつかもし私がフェスを開催する夢がかなった時は、よろしくお願いします」(是非是非! っていうか5年くらいで叶いそうだな、その夢。ぜひ一緒にやりましょう!)

そういや、全然話は変わるけど、昨年学校にお邪魔した時、髪を染めてた意志の強そうな女の子。ユキさんの話にすごく興味あったみたいで、ランチも一緒に食べたんだけど、その子、学校辞めちゃったみたいね。でも心配してないよ。おばさんは。なんかしっかりしてそうだったもの。きっとどっかの空の下で自分を試していると信じているよ。

しかし高校生いいよなぁ! 彼らには無限の可能性がある。

写真はちなみにペッテリのFBより、学校ではなくその数日後に行われた武蔵野プレイスさんでのもの。こちらでも本当にお世話になりました〜 未来のリスナーを育てるべく、THE MUSIC PLANTも頑張ります。