出張DAY3:ベルゲン続き

今日の午後から各国から集められたジャーナリスト、コンサート・プロモーター、フェスの主催者の皆さんと合流。その前に、この際、ちゃんと勉強して帰ろうというわけで1人でグリークの家を訪ねるバスツアーに参加しました。ガイドさんは綺麗な英語を話すスペイン人。いいねぇ、さすがノルウェー、国際的で。そしてホントに詳しい。何を聞いてもグリークの事なら何でも教えてもらえる。
グリークって背がちっちゃかったのね。そして奥さんもすごく出来る音楽家だったらしい。
世界で一番古いハルダンゲル・フィドル。1651年製。
30分くらいだったけど、こんな素敵な会場でピアノ演奏もあり。
ベルゲンに戻ってきてKODE美術館へ。
ムンクもたくさんあるでよ。「ジェラシー」という名の絵画。ムンクの作品はこんな風に手前に気持ちを表現する人、奥にその対象となる人という構図が多い。
こちらも30分ほどのガイド・ツアーに参加しちゃった。素敵なガイドさん。なんか説明してもらうのって楽だわ〜。久々に観光のこういう感じを楽しむ。ムンクは来年、また日本に来るからね〜
が、観光はここで終わり。少しずつ関係者が集まってきて、再会を喜んだり、仕事の話になったり…。今年はなんといってもメンバーの中にfROOTSのアンドリュー・クロンショウ先生が参加されていたのが良かった。なんでも先生に質問できるし、フェスでどれを見たら良いかも相談できる。とにかくめっちゃ詳しくて何でもご存知の先生。何か分からないことがあったら、これからもメールしていい?とお願いし、心強い師を得たよう。特に再来年やるポーランド企画。あれは先生のfROOTSでの記事がなかったら、まったく全体像が読めなかった。なので、ホント助かる。
しかしこう言ってはなんだが、日本では例えばプランクトンさんやハーモニーフィールズさんのようなプロモーターがアーティストを呼ぶような事にでもならないと、なにも宣伝もされず、伝えてくれるジャーナリズムも存在せず(仕方がないのだけど)、すべてが無かったことになっているのが、本当にもったいない。 CDは今でもリリースする会社はいくつかあるけど、それによってきちんとしたインタビュー記事などが出ることはほとんどない。

さて集められた関係者はベルゲンが見渡せる山の上で夕食。そしてこの方の演奏。Sigrid Moldestad。歌も歌うのね、彼女。素晴らしい演奏でした。
グリーンランドでも思ったけど、緯度が高いと夕日がパワフルなんだよなぁ。これで夜の10時くらい。
世界で一番可愛いマクドナルド。

疲れた… おやすみなさ〜い。明日の朝はなんと6:30集合なんですよ。