ガイドの直子さんも映っているよ、ということでチェックしました、この番組。すっごくいいね!!
ダブリンいいなぁ。出てくる人たちのアクセントがいい。そして本当にダブリンのタクシーの運ちゃんは、みんなすごく親切。タクシーがいいと、その街を好きになる(東京のタクシーさん、もっと頑張って!)。
そうそう、今はもうないかもしれないけど昔は「わたしはあなたがタクシー内で静かにすごす権利を守ります」みたいなサインとかが車内に掲示されていたことがあったっけ。(つまり…「すみません、タクシーの運ちゃん、おしゃべりで…」ってこと。「本当はしゃべりたいんだよ」ってこと/笑)
昔は東洋人が珍しかったから「日本から来たのか? 遠いなぁ。初めて?」と聞かれて「今年に入って3回目」とか返事するとがっかりされちゃったりしてね。ほんと可愛いんだわ、タクシーの運ちゃんたち。
いいなぁ、ダブリンは。そりゃゴールウェイとかの方が見た目可愛いし、ドニゴールはスペクタキュラーだよ。でもやっぱりわたしにとっては絶対にダブリン。アイルランドといったらダブリンなんだよなぁ。そして、そう、絶対にノースサイドよね(リフィ川の北側の方が荒っぽい文化とされている。参照映画「The Commitments」)。
そしてなんと途中メアリー・ブラックの「No Frontiers」が流れるじゃないですか!! 間違って、自分のMacのiTunesを押しちゃったかと思ったよ(涙)。23分ごろ。分かってるなぁ〜、この選曲した人。1ケ所、デリーをロンドンデリーって言っちゃったのがおしかったけど(マニアの余計なひと言… すみません)
そりゃあ、アイルランド人はお酒は好きだけど、正義感が強くて真面目でわたしは大好き。そして女性のタクシーの運ちゃんが言っていたように、基本的にみんな働き者だよね。頑張り屋だし。だからアメリカであんなに成功したんだと思う。90年代、そしてケルティック・タイガーというバブル期をへて、今、ここに現在のダブリンがある。U2の下りも良かった。そう、U2は新しいことにチャレンジしていくバンドだった。ボノの自宅(の門)も映りますよ。
最後、移民の運ちゃんが出てきたりして、ダブリンの過去、現在、未来をうつしながら番組が流れていく。最後のカメルーンから来た運ちゃんは、ほんとうに素敵だった。彼によればタクシーのドライバーたちに、多くの犯罪者たちが自分のことを告白し懺悔していくと言う。誰かも言ってたけど、移民が多くても、アイルランドに住むとみんなアイルランド人っぽくなるんだって。そう、アイルランドは優しい。ダブリンの街は優しい。また行きたくなっちゃったなぁ。しばらく行けてないし。
NHK ON DEMANDで見れます。是非!