CAMPFIREさん、ありがとう! お世話になってます「バンドにエイド」


今回初めてクラウドファンディングを主宰する立場になって、いろいろ感動している。賛同してくれる皆さんへの感謝はもちろんだが、このCDを作るという一見レトロなアイディアがよかった。アーティスト、ミュージシャン、そしてマネージャーたち、マスタリングしてくれたエンジニアさん、歌詞対訳してくれた通訳さん、写真撮ってくれたカメラマンさん、デザインやってくれたデザイナーさん、そして製造担当の会社さん等々。THE MUSIC PLANTはチームだ。本当に本当に皆さんにささえられて、一つ一つの事業をこなしていく。

今回のプロジェクトでは素敵な出会いもあった。例えば、今このクラウドファンディングでお世話になっているCAMPFIREのシステムも本当によくできているのだ。これからクラウドファンディングでデビューする人もいるだろうから、そういう人たちにも私の経験をシェアしていきたいと思い、ここにこのブログを書く。

クラウドファンディングにはたくさんの運営会社がある。私が利用したことがあるだけでもMotionGalleryREADYFORMakuakeGREEN FUDINGWe Fanなどたくさん。手数料も10%〜20%と様々だ。

なんでその中でCAMPFIREさんに決めたかというと、普段自分が実際にサポートしたり賛同したりしているプロジェクトの発信者が一番多くここを使っていたということがあげられる。ということは、私みたいな人間は、もっと言えば私みたいな音楽が好きな人間は、このプラットフォーム下にたくさんいるに違いないということが一つあった。それにいったんアカウントを作ってあれば、クラウドファンディングは相当気軽に参加できるから、これは重要な要素だ。

あとサラーム海上さんには料理本の出版で2社のクラウドファンディングを経験済みでいたので「どっちがいいですかね」とは相談した。サーラムさんはCAMPFIREWe fanを使われていたので、それのどちらかだよな…というのはすでにあった。(そう、ごちゃごちゃ考えず、信頼できる人を真似しちゃうのはいろんな意味でも近道なのだ)

それにしてもすごく良くできたシステムだ。先のサラームさんのツイートによればサラームさんが参加されたころ(2015年)よりも、またさらに進化し使いやすくなったらしい。

例えばプロジェクトに対するケアがいい。それこそ媒体に載せるためのリリースの書き方や媒体のアプローチの仕方まで書いてあって、ここまで手取り足取りやられたら、だれでもクラウドファンディング出来ちゃうんじゃないかと思う。うわー、こんなノウハウ公表されたら、PRも仕事にしている私の立場ないよ。

CAMPFIREを主宰している家入一真さんについては、実はよくわかってなかった。一時はネットの寵児みたく一派一絡げにされ、Twitterなどで無責任に叩かれたりすることも多かったであろう。私もCAMPFIREを始めるまでは、家入さんのことは堀江さんと立ち上げたインターネッ党くらいのことしか知らなかったけど、家入さんが出ているYou Tubeでお話を聞いたりすると実際は、引きこもりやすごい貧乏も経験された方で、その他あれこれいろんな言動からすごく共感できる人だということを発見した。

最近では派手なパーティに行ったりするのは控えている、という。実は引きこもりやすごい貧乏も経験された方で、その他あれこれいろんな言動がすごく共感できる。というか、一時は担ぎ出されていろいろやっていた時期もあったけど、でも今は自分らしいペースで、そして世の中を少しでもよくしようと奮闘されているのがよく理解できた。また私がさくっとつぶやいたプロジェクトの宣伝ツイートに反応してくださり、ねぎらいのメンションをくださるなど、マメ!(笑) 

しかしよくできたシステムだ。プロジェクトもあっという間に立ち上げることができる。プロジェクトを立ち上げ、承認まで1週間だか5営業日だかうたっているが、実際にはもう少し早かったんじゃないかな。嬉しいのは、しっかり担当者が付き、面倒を見てもらえることだ。私の担当はY崎さんという方なのだが「素敵なプロジェクトですね」としっかりねぎらってもらえる。これは一人で、しかも初めての経験でプロジェクトを作ったものにとってはウルウル…とても嬉しいことなのだ。私も最初はおっかなびっくりだったのだが、Y崎さんにいろいろ質問しつつ、なんとかプロジェクトを公開することができた。文章のチェックも「クラファン」とか「クラウド・ファンディング」ではなく「クラウドファンディング(・なし)」です、と厳しい(笑)

で、文章を整えて申請を出す。あれこれ訂正して「再申請」したりもするわけだけど、基本的には一度オッケーが出たらいつでもそのプロジェクトをこちらの好きなタイミングで公開できる仕組みになっている。そしてクラファンもといクラウドファンディングがスタートするのだが、スタートしたとたん、注意書きメール、頑張りましょうメールなどが、これはもうテンプレなんだろうけれど、主宰者に届く。うーん、良くできたシステムだ。

一応、自分なりに事前勉強していのだが、Y崎さんにはげまされ、何も知らないでこのプロジェクトを始めていたとしても大丈夫だったかもしれない、とも思う。もっとも準備はたくさんしておかないといけない。(というか、コンサート事業と一緒で公に発表した時は、すでにプロジェクトの80%は終わったものとしないといけない)

また途中で文章を変更する時や「これはどうなのかな?」と悩む時には相談すると、これまたかなりの速さ対応してもらえる。一人のスタッフで何組くらいのプロジェクトに対応されているのかはわからないが、すごいなぁ。

というわけで、CAMPFIREさんにもY崎さんにも迷惑をかけないよう、私もこの「バンドにエイド」も成功させないといけない。一応自分の中の最低ライン150万はクリアしたので、とりあえず、安心しつつも、とにかく1組10万送金するとなれば270万必要なのだ。そして、できればそれ以上、予定よりも多くのお金をミュージシャンたちに送金することを目標に鼻息をあらくしているのだった。がんばりまーす!!