2020年11月5日木曜日

小田島隆+武田砂鉄『災間の唄』 

いっやーーー おもしろかった。これは必読です。北区が誇る言論人、小田島隆さん(赤羽出身)のTweetを武田砂鉄さんがまとめたもの。いや、よくできてる。

ツイッターってなんかこうマネタイズの出口ないのかなと思ってたけど、これだけの本になればすごいよね。いや、ぜひ売れてほしい。そして小田島さんには、これからもツイートを頑張ってほしいとファンなら願わずにはおれないのだ。いつも楽しませていただいている身としては…

小田島さんの本って、実はアルコール中毒の本しか読んでなかったので、これは新鮮でした。もちろん日経ビジネスのあのコラムも大好きですが…。同じ北区出身の津田大介さん(こちらは同じ北区でも滝野川出身)のポリタスTVで、この本のことを知ったのだけど、お二人の話も最高に面白いので、ぜひポリタスもチェックしてみてください。小田島さんの登場回は、今はアーカイヴで見ることができます。(サブスクリプションで月730円)

小田島さんってご自身が書いておられるとおり「中毒体質」で、ここ数年はツイッター中毒だということをご自身が認めている。どんなことを書いたらフォロワーに受けるか、そんなことばかり考えてきた。というか、常にずっとずっとそんなことしか考えてこなかった、と。そしてやはりプロの物書きがこれだけ心血をそそいで書いた140文字たちが、傑作にならないわけがない、と小田島さん自身も大満足の一冊なのだ。

とにかくたくさんの小田島さんの10年間分のツイートの中から武田砂鉄さんが厳選したツイート集。1年ごとに分かれ、その年の年表もついて、それぞれの年を振り返ることもできる。その年の重要ツイートには武田さんの解説もつく。こうして一度に読むと(特に小田島さんも言っているように縦書きで読むと)本当に感慨深い。大きな災害や政治ネタはもちろんだが、SMAPの解散とか、アイドルが丸坊主になって謝罪とか、そういう芸能ネタもいろいろあって、この10年間でこんなにも大きく世の中が変わったのか…と。

しかしこの10年、すごかったよな。同じヴァージョンで津田さんのツイートとかも誰かまとめないかなぁ。あと小田島さんの未遂ツイート集「災間の馬鹿」にも期待したい(笑)

そうそうポリタスTVの津田さんの質問でナイスだったのは、本当にその「未遂ツイート」をどこかに書きためているんですか?というやつで、小田島さんは、本当にクラウドにアップしている、ということを話してらした。これには笑った。いわゆるツイートしようと思って「これは危険だ」と思いひっこめたツイートたち。それをGoogle keepだったかな… とにかく小田島さんは本当にクラウドに溜め込んでいるというのだ。

「読んでもらえばわかる。プロの文筆家が10年間心血を注ぎ続けて積み上げた仕事は、どうしたって高くそびえることになるのだ」

いやー 小田島さん、素晴らしい。マジで続編『災間の馬鹿』期待していますし、これからも応援しております。

以下に本にも掲載されてて、私も大好きな小田島さんのツイートを掲載しておきます。

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