なんで飲食店ばかり?


七草がゆ作ってみましたー まいう。しかも平野レミさんのレシピでニンニクがまるごと、そしてご覧の通り鶏肉も入っている。くっさー(笑) でも、まいう〜

あまり時事ネタはここには書かないようにとも思うのだが、震災の時も後から自分のブログを読むとその時自分が考えていたことが面白かったりもするので、今日は書いてしまおうと思う。ま、未来の私がこれをどう読むか…は別にして。状況はころころ変わるし、こちらもころころ変わるからね。あくまで1月9日時点での私の考えです。

私は津田大介さんのポリタスTVをサブスクしていて、ほぼかかさず見ているのだが、数日前のこの回は非常に面白かった。政府の対策がなんでこんなにトロトロしているのかが、よく分かる素晴らしい内容。今はもう有料ででしか見れないけど、すごく良いので、ぜひご覧ください。
 

まぁ簡単に言っちゃうと、政府の基本的な方針が欠如しているから。出演した田中先生の話によればコロナ対策においては、どの国にも(1)人命優先(2)経済優先(3)スウェーデンしか例がないけど自由優先の3つの方針があり、ここが日本においてはグラグラゆらいでいることに最大の問題があり、その時その時の判断のブレが出てくる原因なのだという説明なのだ。判断に迷ったときにこの基本優先事項が何番になるのか、ここが決められていないからダメダメなのだ。

そしてこの後に及んでいまだ政局重視の与党の政治家たち! 一つ一つ説明を受ければ、その一つ一つが頭にくる。一方がんばる専門家たちは必要以上に矢面にたたされ、自分の仕事以上のきらわれ役をこなさないといけない。原発事故での経験がまるで活かされていない。判断するのは先生方ではなく政治じゃないの? そして番組では、今の政府の対策のどこが悪いのか、公共政策の観点から表を使って非常にわかりやすい説明がなされた。ものすごくわかりやすかった。なんでこれらの効果がでないのかが理解できる。

それにしても飲食店の営業時間を短縮するという対策で、今回のロックダウン効果があるとはとても思えないのが怖い。

あくまで素人な私の体感:フリーランスの私はほぼおこもり生活をしているのだが、今の状況は個人によってだいぶ差があるように思える。ほぼ自分と同じライフスタイルの友人で埋めている自分のツイッターのタイムラインですら、時々複数で外食していることをタイムラインに載せるの事に躊躇がない人が存在する。そして友人の中でも通勤している人は、その多くが普段どおり通勤して満員電車にゆられている。怖すぎる。

そして、引き篭もった私がたま〜に外でランチしたり、近所の温泉施設にいったりすると感じることは、人間は一人でいる時はみんな黙っているのだが複数集まるとぺちゃくちゃぺちゃくちゃしゃべりはじめるのだ、ということ。

日本人って面白い国民性だよ。一人いる時は荒川土手でだって真面目にマスクして歩いているのに、複数になったとたんみんな狭い店内でもお構いなしにマスク外してぺちゃくちゃしゃべりだす。

わたしがよく行く温泉施設の大きな湯船だって、二人連れ客が2組いると、もうダメだね。1組だと「しゃべっているのはウチらだけ」という状況なのでしゃべっていたとしても低い声でしゃべる。これが2組になるととたんに煩さが倍増。煩さは倍ではなく二乗、三乗に増えていく。幸いにもそれほど普段から混まない時間帯に行くので、三組以上が同じ湯船になることはないのだが… それにしても怖い。2名以上の団体客怖い。お風呂の中だから当然マスクしてないし。もっともそれでも露天だからね…  そう言う意味では、まぁ大丈夫なのかな。

先日も寒空の下、窓を大きくあけた寒いタイ料理屋(in 地元赤羽)でランチをしたのだが、店内にはソロの私以外にはタイ人のソロ客と私、そして2人の女子客がいた。この二人の女子客が食べものの上でマスクもせずによくしゃべりまくっている。お店の人はその二人連れが店を出たとたんやっと窓をしめた… なんか違うと思う。

なんとか政治家というか偉い人が「お店の人もイベント主催者も躊躇せず、お客さんに注意をうながしましょう。お客さんも店に入ったり、イベントに行ったら、その店の主人、もしくは主催者の言うことをよく聞いて感染防止に協力しましょう」ということを公に言ってくれないかな。店は私が思うに必死になっている。だって自分の場所がクラスターになって営業停止になったら終わりだから。もしくは必死に防止対策取りたいのに「お客が協力してくれない」「何かと声をかけるとマスク警察に揶揄される」と勝手に諦めムードというのがほとんどだと思う。ここ数年、なんとなく浸透していた「お金を払う方が偉い」「お客と店は平等ではない」というという考え方の悪い面が明らかになったってことなのか…

とはいえ、普通のランチを提供する店や、私がよく行く温泉施設やSPAなどがクラスタ化したという話はあまり聞かない。先日温泉施設のスタッフの方が「池袋の施設で発生したでしょ」という話をされていたのだが、自分でよく調べたら、そこのSPAではスタッフの一人が感染したということだけだった。別にその施設がクラスタになった、ということではない。ただそういう事態になれば経営者としてはお客さんにそれをインフォームといけないし消毒作業が完了するまでは業務を停止することもやむを得ないだろう。つまり、もう感染者はもうどこにでもいる状況だということなのだ。今、私が言っている施設にだってお客の中、スタッフの中に感染者がいないとは限らない。というか、きっといるはずだ。もちろん入り口で検温、消毒は徹底されているのだが。要は自分の現場がクラスタにならないようにしたい。お店の人にとっては、そこに尽きると思う。

一方で、クラスタとなっているのは、本当に限られた医療施設や職場の大人数での会食や会議が行われている場所だったりしているわけなのだから、そこを抑えないとダメなんじゃないかって思うんだよね。日本の対策ってクラスタ潰しに終始するんじゃなかったけ? 最初のこの方針が徹底されていれば、もしかするともっといろんなことが上手くいった可能性はある。これだけ感染者が増えて、いろんな状況のサンプルもはっきりしてきたと思うし、なんかもう少し納得できるような新しいアイディアはないのかな、と思う。10時が8時になったところで、果たして何が変わるのか? 騒ぐ人は騒ぎ続けるんじゃないだろうか。確かに緊急事態宣言で多少人々の意識は変わるだろう。「コロナで大変なんだ」「今、危ないんだ」って。でもそれだけなんじゃないか? それこそこの宣言も冒頭に紹介した津田さんの番組で紹介してらした、意識や情報、教育をうながす公共政策に分類されるだけで、それ以上の効果は何もないのではないだろうか。津田さんが冗談のように言った「では、アベノマスクはどこに分類されるんでしょうかね」というところが心に残った。いや、実際笑っている場合じゃないだけれど…

個人的な意見だけど、なんとなくもう一般の人たちの協力をあおいでいるだけでは、この流れは変えられないように思う。緊急事態宣言を出してもみんな言うことを聞かなくなっている。守っている人はとっくに守っている。それが現状だと思うな。softbankだっけ、ドコモだっけ、時々どこがどのくらい混んでるか、ってビックデータをニュースで提供しているけど…  あれを見ると明らかに必要のないところで人は減り(ビジネスは減り)、必要なところではまるで効果がないという印象を拭えないんだが、皆さんはどう思いますか?

2月のイベント考えていたけど、これはちょっと考えないといけない。ケルト市、春もやるつもりだったけど、こちらも告知のタイミングを考えないと。何にせよ、頭が痛いですわ。…すみません、愚痴でした。皆さんは、どう考えますか? 野崎さん、それは間違っているよ、という方がいればぜひ指摘をしてほしい。

ま、とにかく負けずにがんばろ…

今朝Twitterをのぞいたら、こんな話題も。一人で車の中にいるのにマスクしろって、あまりに合理性がなさすぎる。おもわずレスしてしまった。

昨日の夜は久々に地上波(NHK)をずっと見ていて、首都圏の知事たちが出演しそれぞれの都、県民に呼びかけている様子が映し出され、気の小さい私なんぞはビビリまくり。これで効果がなかったなら、いったいどうなるんだ?

数日前にアップされたカトリオーナのコンサート。いや〜、素敵である。音楽ってやっぱりいいね。