いやー 面白かった。主人公のキャラが最高。それを支える奥さんも。ジム・ブロードベントってサッチャーの映画で旦那さん役だった人だよね。「ゴヤの名画と優しい泥棒」を観ました。
そしてヘレン・ミレンが、奥さん役。この奥さん。なんかミセス・ドイル(アイルランドの架空の島を舞台としたシット・コム「Father Ted」の人気キャラクター。Father Tedについてはこちらを参照)にしか見えない!?
ミセス・ドイルがすごいのか、ヘレン・ミレンがすごいのか…そういう私の素人感想もあながち間違ってなくて、会話の中でちらっと出てくるんだけど、この奥さんはアイリッシュ系らしいんだわ。
あぁ、もうっっ! どうして貧しい家庭のお母さんって、全世界的に働き者で強くて優しいんだろう!! そしてお掃除大好き。凝った料理とか、そういうんじゃなくて、お掃除ばっかりしてる。そして、英国の場合、とにかくお茶ばっかり入れてる(笑)。ほんと涙でちゃう。
っていうか、この人「クィーン」で、クィーンやってた女優さんなんだよね。すごすぎるよ。振り幅が。
そして編み物をしているところや(あの編み棒の持ち方は英国式なんだろうか)、(おそらく奥さんが編んだ)手作りのティー・コージーや、ブリキでできたケトルとか、ティーカップも高級すぎないけど丁寧に使われていたことがわかる代物だし、いちいち萌えポイントが多いんだ。
まずはこの実際の事件が起きた時、10歳だったというピーター・バラカンさんのインタビューが最高だからぜひ読んでみて。
ピーターさん「脚本の素晴らしさに痺れましたよ。本当にすごい」「極めてイギリスらしい」「61年というのはまだシックスティーズじゃない。この映画を見て改めてそう思いました」https://t.co/AJ29IUJLXz
— 野崎洋子 (@mplantyoko) February 25, 2022
ピーターさん、この事件があった時は10歳だったとか。後編はこちら。「あの時代のイギリスがどういう社会だったかということが、とてもよくわかる映画です」ティーとディナー。絞首刑を表す英語 hanged。Put the kettle onなどなど… https://t.co/T2CaUQfsAa
— 野崎洋子 (@mplantyoko) February 25, 2022
ピーターさんのいう「Put the kettle on」っていう表現、ほんとうにいい。私はそのフレーズでこの曲を思い出した。
もうこの二人に萌え萌えだよね… |
パンフの表紙を一枚めくると公爵さんが(笑) |