行ってきました〜。ブースター接種。今回は前回がファイザーだったので、こういうものは混ざった方がより効果がるだろうという素人なりの判断のもとモデルナを希望。かつ自衛隊の大規模接種も体験してみたかったので、そちらにしました。
もうこういうコロナ禍で家にこもっているから、なんでも非日常的にWELCOME! なかなか楽しかったのでブログに書いておきます。これから行かれる方の参考になればいいです。
接種券が届いてネットでブッキングしたら、あっという間に4日後みたいな日にちが取れました。週末限定とかだと簡単じゃないかもだけど、平日動ける人は全然すいすい楽々です。確か私は木曜日に届いて、翌月曜日の午後帯が取れた…とか、そんな感じでした。
前回の足立区での接種では確か予約しようとしても数週間かかった記憶もあるので(海外出張を控えていて、間に合うか焦る気持ちもあったので、そういう記憶なのかも)、それに比べたらほんとに簡単です。
加えて現場でもあっという間で、会場の入り口から出口まで、30分もかかりませんでした。
会場は大手町の駅が最寄りと書いてあったけど、なにせ久しぶりの「おでかけ」です。せっかくだから朝、日比谷で映画を見て(「ゴヤの名画と優しい泥棒」)、そのあと美術展をのぞき、そのまま歩いて大手町の方まで行きました。結構距離はあったけど、私にとっては歩く距離です。
途中、東京駅の丸の内正面口の前の通りに「接種会場はこちらです」と、私が向かう会場とはまるであさっての方向の矢印を持つ人がいたので、聞いてみたら「これは自衛隊の会場じゃないです」と言われる。大規模接種って、今やそこここでやってるものなのかな…
「ここからだと、だいぶありますよ〜」と親切なお兄さんの声に送られながら、私は大手町方面にずいずい歩いていきます。
そして会場に到着。私は15:30からの時間帯で予約して、15:20くらいに行ったのですが、すでに16:00からの方も入れますよ、みたいな案内でした。だから予約時間より早めに行っても問題ないように思われました。
会場は大手町の古い、高速脇の合同庁舎ですね。駐車場部分にテントを貼って案内の人が山ほどおり(こんなに必要ないんじゃないのと思いつつ、この不景気にこういうことで雇用が生まれるなら、それも良いことだよなとも思ったり)、親切に案内され会場に入りました。
会場に入ると「問診票を記入済みの方はそのまま進んでください」と案内されるのですが、私はさぼって、送られてきた封筒とIDさえあえれば受けられるという理解のもと、何も記入せずにきたので、現場で問診票を書くはめに。
問診票を書くテーブルは4つしか席がなく、高齢者の方がゆったり作業されていると結構待ちます。だから問診票は打つワクチンの種類にあわせて、家で書いて行きましょう。これ教訓。
私はそこが失敗して、そこでテーブルがあくまで3分くらい待たされる結果となりましたが、それは私の個人的ミスです。何度も言いますが、めちゃくちゃスムーズでした。
しかし自衛隊会場ということで、迷彩柄の自衛官の人たちが誘導とかチェックとかしてくれるのかなと思ったら、そんなことはなく、ちょっとがっかり。スタッフの方はみんなおそらく(パソナとかから派遣された)バイトちゃんたちのようでした。若い子が多かった。
なにせ感染病の予防接種だし、多少なりとも「野戦病院」的雰囲気も味わいたかったのですが(不謹慎ですよね…まったく)、そういう感じはあまりしなかったです。
唯一感じたのが、合同庁舎のトイレが古いということで、和式のトイレに様式の便座をかけたあれ。あのスタイル、本当に久しぶりに見ました。
私は現場で半袖シャツに着替えようと思って、トイレに入ったんですが、現場のトイレで着替えることを考えない方がいいかもです。なんか寒々してて寂しい感じでした。
(ちなみに注射後、また着替えるためにトイレに行きたいなぁと思ったのですが、トイレは出口脇にあるのですが、これこそ野戦病院さながら仮設トイレで外気のままで寒いのでおすすめできないです)
(そういや前回の接種は夏だった…)
本人確認やら何やらのあとお医者さんらしき方との面談もあります。これも形ばかりなんですが、きっと医者の面会なく注射針打っちゃいけないみたいな面倒な法律でもあるのでしょうね。
それで前にクリニックで打った時は「へぇ〜、癌になられたんですか」「あ、本田五郎先生ね、よく知ってますよ」なんて素敵な会話もお医者様とあったんですが、ここでは、そんな楽しい会話もなく、ドライにかわされて次のステージへ。
でも実際打ってくれたのは、またもや若い女医さんで私が半袖を着ていったことをとても褒めてくれました。女医さん大好き!
注射、とても上手で、打った痛みはまるで感じませんでした。前のワクチンを打った時も「すっごく痛い」という噂があったけど、何も感じなかった記憶あり。打つお医者さんも筋肉注射に慣れてきた?
私が子供のころは注射は死ぬほど痛い物だという認識があったけど、最近の医学テクノロジーはすごいです。
終わったあとは「〜分までこの部屋で待機してくださいね」というエリアに誘導され、そこで15分くらい待機します。時間がくればそれで終了。
体感としてはとにかくスムーズで病院よりはそっけないですが、本当に早く終わります。待っている人たちの列を見ても、受け入れ可能人数の50%くらいで動いているんじゃないかしら。(とか書いてたら具体的な数字が公開になってますね。こちらをどうぞ。半分以下ですね、稼働率)
出口を出たらそこは入り口の最寄り駅大手町駅ではなく竹橋の駅。そこから東西線で帰るもよし。東京駅の無料シャトルまである! なんて手取り足取りなんだ! 私はバスに乗ることにしました。こちらはHATOバスの機材でした。
そして10分くらいで東京駅に到着し、しゅうまい弁当をお土産に帰宅。帰宅したら注射してまだ2時間くらいしかたってないのにもう発熱! は、早っっ。
前はもっと間があいてから来たように思うので、焦っていたら、熱はみるみる高くなり、一時は39.1度とかをヒットしてた。
ま、こういう時はカロナール飲んで、寝るしかありません。翌日は1日寝てたけど、打ったその日と翌日の1日で済んでよかった。
これサラリーマンの人とか大変だよね。みんな週末を狙ったり有給を取ってから受けるのかな。
寝てる時、読んだ本がすごくハードだったのと(感想文は近日中にアップします。西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」)
加えて松山晋也さんのツイートで「ひまわり」を久しぶりに見たくなり、「これ、こんな映画だったっけ、これじゃ男がひどすぎやしないか、おい」とか思っていたら、そのまま「禁じられた遊び」に誘導され、ボロボロ泣いちまって、ちっとも身体が休まらない(笑)
とはいえ、翌朝、熱は平熱に戻り、新しい野崎が誕生(正確には2週間後か)になったのでした。2週間たったら、もっと外出するぞ!
というわけで、これから自衛隊会場に行く方は参考にしてみてください。
あ、そうそう、期待してた自衛服の方は誰もおらず、代わりに「いかにも防衛庁勤務です」みたいな制服の方と二人すれ違いました。若い方で、どちらもすれ違いざまに会釈されていかれるなど、好印象。国民は超お客様扱いでした。
あとファイザーの時とは違った反応があり「こいつがモデルナアームってやつかー」という感じで腕がずっと痛いということがあげられます。
確かに赤くなって、接種を受けたのが月曜日だったのに木曜日の今も腫れて重く痛い感じです。今週末くらいまでは、こんな様子かなぁ。