昨晩はクライアントさんが、めっちゃ美味しい労いのフレンチをご馳走してくれた。ありがとう、クライアントさん。とりあえず録音が終わってほっ…
久々のスリーコース。なんかお魚が食べたくなったので、白ワイン一杯(主治医よ、ごめん)とスキャラップ、そしてシーバスだよ。デザートまで最高でした。
北欧はベリーの季節。
さてレコーディング予備日転じてオフ日。まぁ、何もないっちゃないんだけど、何かあれば必要なので、やはりレコーディングに予備日は必要。加えて昨日受けたPCR(帰国用)の結果をピックアップへ行く。
帰国用PCR、四回目にして、はじめて日本式フォーマットでもらうことができた。これがあると成田でスムーズ。ありがとう、エストニア。遅れている日本にもあわせてくれる、すごく優しい国。
お昼はパスタ。ちょっとしょっぱかったけど、美味しかった。
時間ができたので、またもや古本屋へ。ここは街で一番有名な古本屋なんだけど、ちょっとディズニーチックだったかな。本の山も自然なものというよりは、デコレーションっぽかった。カフェも併設されている。
この本屋とはまた別のアンティーク本屋で、こちらを発見。1935年(!)のKalevipoeg。エストニアのカレワラ。状態がすごくいい。300ユーロして(約45,000円か)、めっちゃ悩んだけど、買っちゃった。こんなに仕事頑張っているんだし、いいよね…。
しかし国が独立する50年前、誰かがこの本買ってエストニアのことを想っていたのかと思うとグッとくる。エストニアの英雄の活躍を描いた民俗叙事詩。
エストニア関係のイベントがあったら、展示してみなさんにも見てもらえるような機会を作ろうと思う。
でも古本屋をみてわかるのは、エストニア語で書かれた本が驚くほど多いこと。小さい国だから、ロシア語とかドイツ語とかフィンランド語とかで書かれた本を読んでいても全然おかしくないのに。
やっぱり言語は文化だよなぁ、と感動。この辺、詳しいことをまた詳しい人に聞いてみ流とか、本を読んでみたいなぁと思う。
こちらはフィンランドのカレワラ。エストニア語で書かれたもの。状態が悪いせいか、こちらは60ユーロほど。
1939年だよ!! 戦争をよく生き延びた。ボロボロだけど。
こちらはおやつ。
エストニア、ありがとう! 明日は帰国します。