うわーい、アナログ盤が出るよ!! すでに野崎はA面、B面、曲順をこれに並べ替えて、荒川土手で走りながらよく聞いています。アナログ盤、嬉しい!!! ソニーさん、ありがとう!!!
が、アナログ盤の選曲って、聞いてるとあっという間に終わっちゃうんだよね。なんか短い。でも集中した感じで、すごくいい。A面の印象は新作のCD聴いている感触とあんまり変わらないんだけど、B面がピアノ中心で、なんか別のアルバムを聴いているみたい。
SIDE A
01 Fields of Flowers
02 Angels in Dystopia
03 Prelude in G Minor
04 Little Rascal on a Time Machine
05 Phantom of Hope
06 So Near and Dear
07 Reflections feat. Lisa Gray and Toshihiro Nakanishi
SIDE B
01 Sylvia and Company
02 Nocturne in G Minor
03 Menuet - Piano Version
04 Books and a Fireplace
05 Sanctum
06 Lost in the Tide
07 Rhapsody in G Minor
08 Nocturne in E Flat Major
09 Sea of Galaxies
10 Marigold - Epilogue
実は、のざきは幸運にも先日このアルバムのカッティングの作業に立ち合わせていただいたんです。なんかすごい経験でした。ほんとにシュルシュル言いながら刻まれていくんだよ、音が。シュルシュル言いながら、削られていく…
くいいるように見学していたらエンジニアさんが、撮影してもいいですよ、シェアしてもいいですよ、と言ってくださったので、遠慮なく。すみません…
刻まれていく「Sea of Galaxies」 pic.twitter.com/dmZ7liT3BR
— 野崎洋子 (@mplantyoko) September 14, 2022
なんかね、デジタルは理解できるような気がするの。デジタルのコピーは…馬鹿な私でもなんとなく理解できる。
でもこんなふうに物理的なカット?刻み目?で、それに針を落として音聞くって、どういうこっちゃい!?って今でもよく理解できない。
顕微鏡で見て確認しながら作業を進めるんだけど、太い線が低い音で、細い線が高い音…だったかな(もうすでに記憶の彼方)。
そして珍しい溝ができると、それを写真で撮って記録してるよカッティング・エンジニアさん。溝・愛?! iPhoneに入った、大量の溝写真も見せていただいた。
すごいなぁ、すごいなぁ!! 音が画面で見れる。
だから私はピーターさんの音楽映画祭で見た、このドキュメンタリーに本当にしびれちゃった!
映画の感想をブログに書いた時は、まだこの日向さんのアナログの件が情報公開になってなかったので言えなかったけど、この見学から数週間後に、この映画みたから私は超興奮したのでした。
つまりこれはマイク1本でミックスなしで、アルバムを録音と同時にカッティングしていくアナログ愛に溢れたドキュメンタリー。当時は重しを使って、盤を回転させていくんだけど、それ以外には顕微鏡がついてたりして、私がみたマシンとほとんど変わらなかったよ。
日本にもう数台しか残っていないというカッティングマシンと、そのエンジニアさん。素晴らしすぎた。本当に震えました。日向さん、ソニーのFさん、すごい経験させてもらってありがとう。
それにしても、すごいよ。そしてB面になんと10曲も入っちゃった…
ちなみにここに収録の「Reflections」は、どうやら、このヴァージョンらしいですよ〜
貴重な動く日向さん。貴重な演奏する日向さん。音響ハウスで収録。
この収録のために書かれたイントロ部分が素敵。不思議なんだけど、日向さんの曲って音が低くなるところがなんかズーンってキャッチーに感じるの。なんでだろ。そんなこと思うの、私だけ? でも普通逆だよね〜っっ
で、その日向さんの新作ですが、先日楽天のチャートみたら「イージーリスニング」(笑)で3位になってた…もしかして売れてる?!
CDもよろしく〜。Amazonのリンクを下に貼っておきます。