森百合子さん『日本で楽しむわたしの北欧365日』を読みました


日本に住んでいるからこそ、見えてくる北欧の魅力を発信し続けてる森百合子さんの最新刊。なかなかの厚みである。でも、相変わらず装丁が可愛い! なので、私もベランダの花の中にこの本を置いてみました。

猫ちゃんが秋刀魚いやニシン風に座っているのも好感度アップ。いや〜 新刊おめでとうございます。

365日、日々の北欧ライフ in Japan   たとえば日本で買える北欧のスイーツや、翻訳が出た本や、映画の紹介だったり、無理せず北欧的なライフスタイルを実現するための、ちょっとしたヒントが書かれている。

ほんと生活のちょっとしたこと。例えばスウェーデンのヴィンテージのお皿にちょこんと載る和菓子とか。

ポスターを額にいれて床におく…とか、あえて緑と白だけの草花をデザインが素敵な花瓶に生けるとか。マリネッコと日本の伝統テキスタイルとのコラボなどなど。

そしてびっくり仰天なのが「カルダモン・あんぱん」!

また6月9日には、なんとうちで推してるグリーンランドの音楽ドキュメンタリー「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」も紹介いただいている〜

ありがとう、森さん。

そういえば、それぞれの日々のページに散りばめられてはいるけれど、日本で公開されている映画や手に入る翻訳本はもちろん、北欧の文化のためにがんばる日本のみんなの事も、さりげなく紹介されているんです。だからこれは本当に「日本で実現できるリアルな北欧」ってことなんだと思います。

こういうみんなで応援しあうとこ、ケルトのチームもそうだけど、北欧のチームだよなぁ。

他の文化圏だと日本国内でも派閥があったり、縄張り争いがあったりするってのをよく聞くけど、その点、私は本当に恵まれている。北欧チームも、ケルトチーム、ポーランドチームなどもみんな助け合うのが大好きだ。

とにかく1ページ1ページのコラムがちょうど良い長さなので、普段本を読んでない人もぜひ、という感じ。

自分の誕生日から読んでみるのもありかも? ちなみに私の誕生日はトーベ・ヤンソンネタでした。トーベの描く『不思議の国のアリス』そして『スナーク狩り』。これらの本、私も手に入れてみたくなる。