ちょっと前、アラン・ドロンさんが亡くなって、メディアがわいていたのだが、私、あんまり彼の登場作品見たことなかったんだよね。
あぁ、いう典型的ハンサムには、あんまり魅力を感じないし、『太陽がいっぱい』は、一度見て面白いなと思ったものの、すっかり内容を忘れてしまい、先日久しぶりにご飯食べながら見たら、記憶と全然違う映画だった。こういう映画だったっけか。でも十分面白かったけどね。
だから野崎さん、アラン・ドロン好きだったんだ?と言われるとぜーんぜん。あぁいう綺麗な顔の男性は私の好みではないのだ。もっともリアルにあったら、惚れちゃうかもーーっっ(笑)。
でもそもそもフランス語のトーンが苦手だわ。私は英語をしゃべる男性がいい。特にアイリッシュ・アクセントで(笑)
アラン・ドロンの私生活の女性遍歴や、その後の家族のドロドロ劇場や、いろんなことを考えるに、この役はハマリ役であったのだろうな、と勝手な想像をしたりする。アラン・ドロンのドロドロについては、こちらの記事が詳しい。
最後のパートナーは日本人女性だったみたいだけど… いろいろあるのねぇ…これじゃ決して幸せとは言えない…と、ちょっと同情したりする。でもワンコには心を許していたみたいね。やっぱり最後の幸せの切り札はワンコだよな、と再び思う。
そしてもう1本、実は同じ原作からの映画化ということで、U-nextからの推薦で(笑)、ケイト様もお嬢様として素敵に登場するこちらもついでに見た。『The Talented Mr.Ripley』
これが思いの外、おもしろい映画だった。
ストーリーとしては、おそらく『太陽がいっぱい』の方が映画向きなのかもだけど、マット・デイモンのオドオドした感じの演技がすごくいい。おそらくゲイなのであろうトム・リプリーがめちゃくちゃリアルに描けている。
とはいえ、当時のこと(99年の作品)だからまだゲイ的な要素は、あまりリアルに表現されていないのだけど、いや、とにかくマット・デイモンがいいんだよね。またこちらの方が原作に忠実だというのもどこからか聞いた。
ちなみにマット・デイモンの登場作品で私が好きなのは『恋するリベラーチェ』めっちゃよくできた音楽映画。マット・デイモンの、太ったり、痩せたり、筋肉質になったりする役への打ち込み度合いがすごい。
マイケル・ダグラスも最高だったけど。(ちなみにこれは実話がベースとなっている映画で、映画に出てくるスコットというリベラーチェの恋人は、最近亡くなったようだ)
そうそう、今、Netflixでも新しくドラマ化された『リプリー』が配信中らしい。こちらの記事が詳しい。
『太陽がいっぱい』という最高の邦題は、当時配給会社に勤めていたという秦早穗子さんだという。(現在も映画評論家として活躍中だ)それについてもこちらの記事が詳しい。
最後に黒柳徹子さんのドロン氏への追悼文がリアルで良かったので、ここに貼り付けておく。
スコットランドのトリオLAUが10月再来日。詳細はこちら。http://www.mplant.com/lau/
秋のケルト市は豊洲にて10月19日。ラウーと藤田恵美さん(ex - Le Couple)の公演。http://www.mplant.com/celticmarket/
THE MUSIC PLANTではアイルランド音楽名盤ガイドをリリースしております。第1弾 Paul Brady、第2弾 Mary Black、そして第3弾はLAUのコンサート会場で先行発売 www.mplant.com/books/
その他、この夏はおなじみピーター・バラカンさんの来日50周年企画で、プロモーションのお手伝いをしています。
Intoxicate最新号に「ひとこまごま」登場他、多数このあと掲載される予定です。お楽しみに。
*9月6日より Peter Barakan's Music Film Festival - www.pbmff.jp
*10月19日、20日 Live Magic! - www.livemagic.jp LAUも出演しますよ。