ブタペスト出張:House of Music

今回の出張の理由は、日向敏文さんのこちらのレコーディングに立ち会うことでした。

この夏には発売になるであろう日向さんの新譜の内容については、また情報公開されたらこちらで紹介していきますが、まぁ、ちらっと日向さんのインスタから聞いてください。


あぁ、うっとり。天国があるとしたら、きっとこんな音楽が流れいるに違いないのです…。


最終日、他のみんなは別のフライトで次の場所へ移動。私のフライトは夜中なため、1日一人でブタペストに取り残され、オフみたいな1日に。

ハンガリー唯一の取引先である、ライコー・フェリックスのエージェントのシルヴィアに連絡をしたら、今、自分が勤めているHouse of Musicにあそびにこいという。泊まっているホテルに荷物を預けてスタスタ歩いて30分くらい。


こちらが、その場所。日本人の建築家のデザインらしい




ここには古いアナログ盤など、ハンガリーの音楽のいろんな資料が集結しています。こちらは可愛いアナログ盤。ピクチャーレコード。


おおっ、ムジカーシュのメンバーもいる。


シルヴィアが見れないところも見せてくれました。こちらは大きい方のホール。400人くらいのキャパ。


こちらは小さなホール。100人ちょっとくらいのキャパ。ヴェーセンとかやったら良さそう。


圧巻なのが、こちらの展示。まずはハンガリーのフォークミュージックから。



コーラルミュージックや子供の歌の展示もユニーク。



とはいえ、途中からは欧州全域の話になっていく。


旅するミュージシャンの生活(笑)


これは地下鉄路線図じゃなくて、ミュージシャンが旅したルート。


オペラの衣装。


楽器ももちろんたくさん展示。


ユニークだったのは、鉄のカーテンの裏側で聞かれていた西側の音楽たち。


楽器。レアなものもありそう。これ以外にもギターの展示など。


これらもすでに博物館入り。


面白かったのは、線を書くとそれを音符にしてくれるというマシン。



まぁ、でも面白かったのは頭のフォークミュージックの展示かなぁ。あれは全伝統音楽ファンは見るべきだと思います。ハンガリーはポーランドよりも先にダンスハウスのムーブメントがあったんですよね。

そしてバルトークにゴダーイ。あまり時間がなくもっとゆっくり見たかったのだけど、駆け足で拝見しました。またこの国のフォークミュージックに関わることがあるんだろうか。ライコーの公演、最高だったんだけど、なかなか商業的には厳しいツアーだった。

案内してくれたシルヴィア、本当にありがとう。ちなみにジプシー・ヴァイオリンの古館由佳子さんは隣の民族博物館で演奏をされたことが2回あるそうですよ。素晴らしい。

あまりに寒いのでラーメンを食べました。味噌ラーメン。スープが絶品。麺は手打ちだそうですが、ちょっとどうかなぁ。でも美味しかった。



さてさて、THE MUSIC PLANT、次の主催公演はこちら!
もうすぐ来日、ケルト音楽のバンドです! 詳細はこちら www.mplant.com/flook

FLOOK 2025 22 April(火)南青山曼荼羅(そろそろソールドアウト) 23 April(水) Shibuya www(こちらはスタンディング+多少椅子あり) 24 April (木)Shibuya www(こちらは全員着席公演)
26 April(土)春のケルト市(豊洲)http://www.mplant.com/celticmarket/
27 April(日) 横浜 Thumbs Up 28 April (月)名古屋 Tokuzo 30 April (水)京都 磔磔