昨年9月、コロナの移動制限下をぬって、ポーランド出張していたことはブログにも書きましたが、実はそれは無印良品BGM26の録音のためでした。それがやっと発売になります。
ライナーはピーターさんにお願いしました。 |
参加してくれたヤヌシュ・プルシノフスキファミリーの皆さん |
だいたいこのプロジェクトは毎回、録音班と、撮影班の2班に分かれて分業作業で進行していきます。
まぁ、とにかくコロナの状況でみんなビクビクしていた頃ですので、スタジオにこもっていた私はともかく、撮影隊は移動も多いし大変だったと思います。本当におつかれ様でした。
録音班の私たちが使っていたレコーディング・スタジオは、ポーランドのラジオステーションが持っているスタジオで、とても大きく、今までの無印BGMの録音環境の中でもベストな場所でした。
放送局だったのでセキュリティも、感染対策もばっちり。そういう意味ではいろいろ安心でしたね。
エンジニアは珍しく女性の方で、ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャのCDを録っている人です。なので、連中とは息もぴったり。あ・うんの呼吸でビシバシ録音が進みます。
…とか書いてたら、知らない間に撮影班によるこんな楽しそうなレポートがが上がってました。村上春樹の泊まったホテルのレストラン!! 撮影班のおじさんたちずるいー(笑)私はスタジオにこもっていたので、行ってなーい!(笑)
一方こちらがスタジオの様子。まぁ、スタジオなんざ、ワルシャワも東京もあまり変わりないね。ちょっと古いNHKや、キングレコードみたいなスタジオでした。そうそう、今回、初めて子供の歌を収録することができました。一度やってみたかったんだー
参加してくれたのは、ヤヌシュ・プルシノフスキ他、その周辺の皆さん。コロナのおこもり期間がはじまったばかりの昨年9月。おこもり中に農業に目覚めたミハウと、マネージャーのヨハンナが自分の庭でとれた人蔘をくれた。それをポリポリしながらスタジオ。
子供ってすごい。日本語もかけるし、本をみながら真似してお絵描き。ちなみにこのノートと色鉛筆は無印良品のもの。レコーディングにも参加してくれたステファンが描いた。
レコーディング当時6歳だったステファンの可愛い歌声は、CDの一番最後に収録されています。
そして…こちらはスタジオ近くにある素晴らしいポテト・スタンド。世界で一番美味しいフライドポテトはワルシャワにあった。行ったら、また必ず食べる!
音をちょっとだけお聞かせします。この横ゆれが気持ちいい〜
ありがとう、ワルシャワ! またいつか行くよー。
それにしても今回の無印BGMポーランドは選曲と曲順も私が決めることができたので、ちょっと今までよりもさらにコミットした感じ。是非お楽しみください。
今まで参加させていただいた無印良品BGMのCDリストです。
BGM26 ポーランド(近日入荷)
私が個人的に思い入れがあるのはBGM8のスウェーデンかな。でもポーランドもそれに続く傑作となったと思います。本当にどこに出しても恥ずかしくない内容です。
ポーランドのCDは、おそらく店頭でもそろそろかかりはじめている他、こちらのウェッブサイトに近いうちに入荷します。お楽しみに〜(配信に流すのはポーランドは1年くらい先だそうです)
おっ、久しぶりに行ったら、BGM24、25、17がチャートインしている。嬉しい。スクショしちゃお。
子供にプレゼントした「もいもい」の本はこちら!(笑)