失われた歌を求めて ジェレミー・ダッチャーさん来日中 先住民の言葉で歌うカナダのアーティスト

カナダのファーストネーション(先住民)の言葉で歌うアーティスト、ジェレミー・ダッチャーさんの公演がカナダ大使館であり、お邪魔してきました。

こちらハーモニーフィールズの小巌さんが神戸公演を作られています。東京は武蔵野文化事業団さんの主催公演で、もうソールドアウトらしいのですが、神戸はまだ間に合います。ぜひご来場ください。


いや〜、すごくよかった。なんというか彼の暖かな人柄が感じられる良いコンサートでした。なんというか、こうやってアーティストとというのは、会場をひとつにまとめることができてナンボよね。心からあったかい気持ちになれる良い公演だった。

何も知らないで行ったんですが、なかなかの感動でした。この言葉で話す人は、もう500人くらいしかいないんだそうです。昔のレコーディング(蝋管録音)を効果的に挿入させて使ったり。バンドともとても良くって、彼の歌をサポートしていきます。

ジェレミーは「トゥー・スピリット」というんですが、北米の先住民族の中に古くから存在する男性でもない女性でもない伝統的なジェンダーの概念なんだって。いわゆるクィアということになるんだけど、ちょっと素敵。なにせジェレミーは大自然の一部、って感じがするから。なんかジェンダーを超越した存在。









終演後、ロビーに出た大柄の彼が、車椅子のお客さんの前に膝まずいて、ずっと熱心に話を聞いていたのもなにかとても印象的でした。

公演の詳細はこちらです。ぜひご来場ください。

音楽はなんというか、リアム・オメンリィみたいにピアノを弾きながら歌うスタイル。ドラムもギターの人もすごくよかったです。


ちょっとうちのグリーンランドのバンドを思い出した。元気かな〜(笑)


カナダ大使館の近所に早くに来てしまい、そういや友人が虎屋が新築されて素敵になったと言ってたよなというのを思い出し行ってみたら、本当に素敵だった。お抹茶と和菓子で、素敵な時間。


青山ツインビルの地下って、庶民的でいい感じ。青山って感じがしないよね。帰り道にインド料理。インド系の素敵なお兄さんたちがやっていると思ったら、実は名古屋系だった!?


それにしても安くて、ちょっと心配になる。2種類のカレーの定食で1,200円くらいだった。

ジェレミーさんの歌声で、とってもあったかい気持ちで帰宅。ありがとうございました。


◎野崎は、現在作曲家:日向敏文さんのマネジメントおよび宣伝をお手伝いしております。
6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリース。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中



◎ポール・ブレイディが12月にケルティック・クリスマスで来日します。チケット発売中。詳細はこちらへ。

2年前にレコーディングした無印良品BGM29 スコットランド編がやっと公開になりました。良かったら、聞いてください。プロデュースはLAUのエイダン・オルークにやってもらいました。現在無印良品の店頭で聞くことができますし、配信でも聴けます

◎9月には民音さん主催でゴサードシスターズの来日ツアーもあります。詳細は特設ページへ。


◎同じく9月にはこちらのショパンコンクールのドキュメンタリー映画『ピアノフォルテ』のPRのお手伝いしております。みんな見てね! 公式サイトはここ