ノルディック・トゥリー、建長寺公演、無事終了! ホッ。

うーん、シュールな絵。140年古いハーモニウムと、750年の歴史ある建長寺。



時々、巨匠がフィドルを弾きながら、お客さんを見渡してニコニコするのが好き。

本日、有楽町ガード下の焼き肉トラジへ。

ハンスも食べ物の写真を撮るのが好き。息子さんに送ってあげているみたい。

エリンギにタレを塗る巨匠。フィンランド人男性はバーベキューが得意です。でも肉を焼きすぎる傾向あり。焼肉京城とか連れていったら、怒られそう。

きのこはフィンランド人の大好物です。

デザートは4種類取って、せーのでシェアするのがウチら流。どうでもいいけど……このツアー、長い! ティッモとアルトと長いね!と顔をみあわせちゃった。あとJPPで10日以上もある。でも、まぁ、なんとか仲良くやってます。今日は建長寺という普段はありえない場所での公演で(なにせ文化財だし、もともとコンサート用の場所じゃないので何かあったら大変! 現に今日は予定時間を異常にオーバーしてしまい焦りました)非常に気をつかいましたが、明日は小諸公演なので、地元の皆さんに任せて,私は安心。それにしても疲れたよ。(つーか、普通伝統音楽バンドって、時間調整ウマいんだけど、このバンドはホントだめだなぁ! しかも長くなる傾向にあるし……)

さて、ここから武蔵野の公演が終わるまでの3日間が異常にスケジュールがハードなので、もしかしたらブログをアップする余裕もないかも。アップできなかったらすみません。

それにしても今日夕食のとき、コンスタ・ユルハがどーしただの、自分の父ちゃんや爺ちゃんがどーしただの話をアルトがするのを聞いていたら、胸が一杯になっちゃった。ハンスが「マウノは日本に来た事あるの?」とアルトに聞いて、アルトが「いや、始めてだ」とさらっと答えたのを脇で聞きながら、ちょっとグッときた。やった、呼んだぞ(って、まだ来てないけど)。やっとヤルヴェラ・トラディションを日本に呼んだぞ。JPPの来日。それは例えばスヴェングが来るとか、アラマーイルマン・ヴァサラットが来るとか、ヴェーセンが来るとか、ラウーが来るとか、そんな事とは全然レベルが違う事なのです! ツアーを作るのは大変。でもこの事実は歴史にずっと残るでしょう。東京公演は武蔵野文化事業団さんが頑張ってくださったので完売ですが、伊丹も札幌もまだチケットがあります。札幌も最近は航空券安いですよ。ぜひぜひ。

東京でウチの手打ち公演できなくてすみません。なんでソールドアウトなんだよ、行きたかったのにと文句を言われる前に書いておきますが、ホントに最近はチケットが売れないので、簡単に公演の数を増やすわけにはいかないのです。やればやるほど赤字になっちゃう。だから非常に辛い。チケット買えなかったお客さん、すみませんが理解してください。ツアー自体を設立させるには、これしか方法がありませんでした。

いずれにしてもヤルヴェラ村の伝統がいよいよ日本に上陸!

そしてその前に、小諸にいらっしゃる皆さん、明日お会いしましょう〜。東京を早めに出ておそば食べてから行きます。その前に取材も1本入っているし〜。きつぅ〜。

【JPPの公演】
11/3 武蔵野はソールドアウト。
11/6 伊丹アイフォニックホール
11/9 札幌ちえりあホール