Caoimhín Ó Raghallaighって誰? その7  EXPOとは 伝統音楽とは

さてさてご存知の方も多いと思いますが、今回のクイヴィーンの来日は万博のためのもの。すでに大阪入りしているクイヴィーン。





こちらは昨年から流れているエクスポのキックオフ動画。クイヴィーンの音楽が使われています。


エクスポについては、よくわからないのですが(笑)、インスタレーション+クイヴィーンの音楽みたいなことになってるのかな。パビリオンに行った人、ぜひ教えてください。

アイルランドのパビリオン、評判はいいですよね。なんだったか面白い万博のパビリオンのひとつとして紹介されている記事を見た。今や世界で最も裕福になったアイルランド。貧しい国だった時代はいつの日か〜。

最近はアイルランド大使館の新しい自社ビルがたち、とってもすごいことになっています。

ちなみにExpoの会場では、どうやら若いアイルランドからやってきた伝統音楽のミュージシャンたちが長期滞在していて、地元のセッションなどで日本人のミュージシャンの人たちとの交流が進んでいるようですよ。こちらの記事も参照

最近の伝統音楽の流れを見ていると、まぁ、私も90年代からこっち伝統音楽のバンドを招聘したりCDを出したりする仕事をしてきましたが、そんなことが出来たのは、その前後の数年間だったからこそ、と最近は強く思います。

ボシーバンドからこっち、ポピュラー音楽に影響を受けためっちゃかっこいいバンドがたくさん出てきて、本当に華やいだ時代があったわけで、そうういバンドたちが圧倒的なかっこよさで世界を席巻した時代があった。

私はそういった音楽が好きで、それらの音楽が本当に素晴らしいと感じたからこそ、この仕事をしてきたわけですが。

でも、今後のアイルランド音楽は、そうやってもしかしたら本来あった場所、一般市民の場所に戻っていくのかもしれません。別にステージに上がらなくていい。単にみんなで集まって楽しければいい。特に楽器が上手くなくていい。

最近は音楽ってなんだろう、と何度も考えています。答えがなんとなく見えてきたする。そしてまぁ、私は本当にラッキーだった。この何百年と続く伝統音楽の時代の「他のジャンルを圧倒するほどかっこよかった」時間のスポットに自分の仕事してる時期がうまくハマったということなんですね。

アイルランド盆踊りとかの動画を見た日には、最近伝統音楽のコンサートで手拍子が多いのも、これかぁ!とちょっと納得。これからの伝統音楽はきっとそっちですよ。

とはいえ、12月まではまだまだ頑張って働きます。実は9月にはまた別件でEXPOに行くことになりそうです。(詳細はまだ内緒だと思うので、だまっておきますが、ちょっと楽しみ。仕事じゃなかったら絶対に行かない万博)

THE MUSIC PLANT、次の主催公演はこちらです。

Caoimhín Ó Raghallaigh クイヴィーン・オ・ライラwith 黒木千波留

7月24日(木)南青山曼荼羅19:00開演 
¥6,000(+ドリンクオーダー) 
詳細はこちらへ
もうすぐ公演日なので、当日精算を受け付けることにしました。こちらへどうぞ


作曲家:日向敏文さんのマネジメントおよび宣伝をお手伝いしております。
6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリース。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中

 

民音さん主催でゴサードシスターズの来日ツアーもあります。詳細は特設ページへ。


ポール・ブレイディが12月にケルティック・クリスマスで来日します。詳細はこちらへ。


2年前にレコーディングした無印良品BGM29 スコットランド編がやっと公開になりました。良かったら、聞いてください。プロデュースはLAUのエイダン・オルークにやってもらいました。現在無印良品の店頭で聞くことができます。