あと2つ寝れば、ノルディック・トゥリー



思い出深い去年のツアー映像。そう前の来日は去年なんだよねー、まだ1年半しかたってない。なんか4、5年たった気がするんだけど。

0:00 巨匠の首にかけたパスポートケース(なぞのバッチが付いている)が泣かせる。ハンスがなんとかコメントをくれる。ありがとう、ハンス。ティッモはおそらくこの時点ではフルート(オーボエだったっけ?)のことで頭がいっぱい。
0:10 それにしてもハンスって身体も大きいし演奏がおおらかでまるで歌っているようで、どうしても目が行くよね〜。うーん、いい。
1:12 巨匠がオクターブ・マンドに持ち替えて名曲の「Konsti ton」。特にブリッジ部分、1:30ごろ、ハンスが一歩さがってメロディを弾き、アルトが泣きのフレーズに入るところなんか最高。マンドリンが高い音にいくと、胸がキュウッとなる。この感じ。この感じが巨匠なんですよね。巨匠は番頭の位置いにるのが、もしかしたら好きなのかもしれない。歌伴とかも上手だしなぁ。後ティッモのハーモニウム,この位置だと見えるんですが、自動演奏になっているのに気づきました? 鍵盤の左側に注目。古い楽器なのに、どういう仕組みなんだろ。今度聞いてみる予定。そしてブリッジが終わると、またグゥッとハンスの音が戻ってくるところが、本当にすごい。
03:07 同じ曲をステージで。ハンスが、いいなぁ。ヴァイオリンを弾く皆さん、こんな風に全身で弾かないとだめですよ、ヴァイオリンはね。
4:01 ここでもブリッジのところがいいな。思うんだけど、上手いっていうのはボリュームコントロールが大事な要素だと思う。その点、ノルディック・トゥリーは本当にその点が最高。だからNO PAのコンサートの方がよくはえる。なんかアイリッシュみたいに、最初から最後までおんなじボリュームとか、ダメなんだよね。なんかペッタリしちゃって。下手なバンドこそ音量がずっと同じでつまらない。

ノルディック・トゥリー、やっぱりいいなぁ。そんなわけで、今回彼らのライブはすべてNO PA。楽しみです。

それにしてもアルトが到着したら、やらなくちゃいけないことがたくさんある。アルトに伊丹の曲目解説をもらうこと。クラシックのホールさんはこういうのが必須。ミュージシャンにとっては自由にやりたいところだろうけど。アルトに書いてと言っても返事なんか来ないので(っていうか来たとしても短いので)、こりゃーもう新幹線の中でインタビューだな。そしてJPPのステージのセッティング図も書いてもらわないと。あんなにツアーしているのにJPPに、そんなものは存在しないのだよ。アルトにまた手書きで書いてもらわなくっちゃ(ノルディック・トゥリーのも巨匠の手書きだった)。それから札幌の料理教室の詳細をつめること。これは最悪アンティが到着しないとダメかも。アンティこそ、現代人の感覚も持った次世代のよくしゃべるペリマンニ。頼りにしてるよっっ! 誰もしゃべってくれなかったら、アンティとしゃべろう。

建長寺の公演、まだ予約/おとり置き受け付けてますよ〜。ご希望の方は、お名前、枚数、電話番号を書いて、こちらまで。週末もなく普通に働いてます、THE MUSIC PLANTは。