出張DAY6 The Gloaming, LAU, Karen Caseya and Niall Vallely

さーて、今日は忙しいぞ!    まずは朝走る。8kmくらい行ってたかなー。結局スティーブンスグリーンをぐるぐるが嫌で、外へ出て、バゴットストリートからメリオンスクエア。途中ダーモット・モーガン(ファーザーテッドの役者さん)の記念碑をやっと見れて嬉しく思い、さらに走って結構満足。

まずは腹ごしらえ…


中華です。ダブリンで一番美味い中華ってどこかしら…ここも悪くはないんだけど。

で、まずはARKという子供用の施設で行われているカランとナイルの子供向け公演へ。2時からだったのだが、到着したのがすでに2:05くらいで、途中からは入場できないよ、と最初無残にも断られる。で、いったん諦めかけたもののカランの声がどうしても聞きたい!というわけで、「私は日本で彼らの仕事をしてるんだ。わざわざ見に来たので、何とかならんか」と交渉。そしたら、今、歌の途中だから曲間まで待つように、と言われる。チケットを買ってスタンバってると「大人は入れないんだよ」と後ろから声が。なんとアルタンの元マネージャーのトム・シャーロック。二人でこっそり後ろから見学。いやー良かった。本当に彼女の声は素敵だ。バナナの歌や替え歌や、物がどんどん積み上がる歌とか、とても楽しい。そういや彼女、子供の歌のアルバム出してなかったっけ?   ナイルも上手でインストをシャープに聴かせたかと思うと「この楽器はなんだ?!」と子供達をあおる。「サックス」とか言っちゃう子がいて爆笑。私の目の前に座ってた女の子が一所懸命手を上げて「私、知ってる!」と叫ぶ。でもナイルに「そりゃ、お前は知ってるだろ」とかあしらわれてた(笑)。二人のお嬢さんだったのかも。

とまぁ、楽しい公演だったが時間がなく、二人に挨拶もできず途中フェイドアウト。トムに二人によろしく言ってくれと伝える。そうだ、そういや俺はカランの新作をサポートし、一緒にお茶できる権利を持ってたのだ。それをいつか行使せねば。そこからナショナルコンサートホールへ。今日の昼公演は伝統音楽の新しい4バンド出演。トリはラウー!  イエス!!!

この公演は三時からだったので、慌ててタクシー飛ばして来たのに開場したのが15:15って感じ。嫌な予感。というのも今日は17:30にめっちゃ重要ミーティングが控えていたから。で、やっと始まった一本目が男の子二人のデュオ。まずまず。続いてポードリグ・ライアン。彼、なんかすごいよね、最近。もっともウチのダミアンの方が俄然かっこいいけどね。彼がやってたガイドワイヤーはいいバンドだったけど、自然消滅なんだろうか。ポードリグは今回はエレキギター、ベース、ドラムのバック。これが何と、またオラムで出てきてたアメリカ人!! アレンジもほぼ一緒。もうパターン化してるよ、これ!   でも人気があるのか、撮影禁止の会場で、スマホで熱心に録画する若者続出!!   伝統音楽シーンも変わった。自分が年寄りに思える!  実際事実はそうなんだが…

そして次が結構注目のAt first light。ジョン・マクシェリーの別バンド。これはすごく良かった。ルナサ…というかボシーの系列だよね。でもってジョンのパイプソロにはもう泣いた!!!!  やっぱり彼は彼の世代最高のパイパーだ。もう超悶絶もの!!!!!!  ジョンの他に編成は同じくパイプ、ロウホイッスル、バウロンのおっさんと、フィドル二人。一人はお兄ちゃんで、キーボードやピアノも弾く。一人はお姉ちゃんで歌も歌う。そしてポール・ミーハン(元ルナサのギター)という編成。

が、ジョンのバンドが最後の演奏をしているところで、タイムアップ…17:30だ。あぁああああ、下手な姉ちゃんが歌を2曲も歌うから!!!   ああああ、重要ミーティングが!!!!    な、涙!!!    でもこのミーティングは絶対に外せない。ポールとマネージャーとのミーティング。ううううう、ううううううううううううう。いくら時間にルーズなアイルランドとはいえ、今日はこんなに押さないだろう、このあと同じ場所でグローミングが演奏するんだし…と思ってたのにダメだった。が、まさかポールを待たせるわけには行かない。ううううう、ううううううう。ラウー!   ラウー!  ラウー!!  俺のバンド!!!

身を切られるような思いで、外に出たところでラウーのエンジニア、ティムが私を見つけてしまう。うううううう。ティムにあれこれ言い訳し、どっちにしても夜会おうなんて言ってわかれる。ううううう、ううううううううううううう。

果たしてオチは?  続く。

下の写真はスターターのスープ。まいう。


あとFBで受けてたので、こんな写真を載せちゃいます。 これがベルファストで泊まってたとこのバスルーム。二泊。


こっちはダブリン。狭すぎて写らない… ここに4泊。