さすがヨーロッパの経験値


「私たちは家にコロナウィルスにかかった人がいますので、お会いできません、と正直に伝えます」「コロナにかかることは恥ずかしいことでもなんでもないんです。このあと、多くの人がこの病気にかかるのですから」「これは汚名でもなく、恥でもない。これは自然界の病気の一つでありかかってもそれを恥ずかしいと思わないこと、そして他の人にもそう思わせないことが大事ですね」

コロナウィルス騒ぎで、皆さんぐったりじゃないかしら。

アメリカ大統領の発表を受けてコンサートは次々キャンセルされ、この時期パトリックス・デイで稼ぎ時だったアイルランドやケルト系のグループの公演がなくなり、可哀想すぎる… 4月のヴェーセンのツアーも流れたようだ。ヴェーセンなどは年に2回のアメリカツアーが定例化しており、例えば日本ツアーがキャンセルされても彼らの痛手は大したことではないのだが、アメリカツアーはやっぱり大きすぎる。大変だよ。チーフタンズのツアーも途中キャンセルになったようだ。ルナサはまだツアー続行中のようだけど、彼らのアメリカツアーって5人中3名がアメリカ在住だから…  エドとトレヴァーが無事にツアーを終えて家族の待つお家に帰れるよう… 皆さん、祈っててください。

昨年末来日したスコットランドのタリスクは3公演終わったところで20公演予定されてたアメリカツアーが強制ストップ。アメリカツアーにかかった経費をどうやってリクープしようか… ファンド霊ジグが始まったようなので、少しでも皆さん寄付してあげてください。1,000円くらいから可能です。(しかしツアーってほんとうにこんな風に準備にお金がかかるんですよ…  本当に言葉もありません)



この騒ぎを止められるよう世界中の人たちがみんな強く強くのぞんでいる。これだけの人々がいるのに、世の中の流れを動かせないはずがないと私は信じている。

韓国の封じ込め方式が評価され、イタリアは失敗した、このあとのヨーロッパが心配だという評価が大きくなる中、しかし昨日くらいから学校が一斉休校となったアイルランドのTV番組で、こんな放送(↑)がなされ、やっぱり彼らの底力を見た気がしたよ。

ドイツも首相がこのあと国民の70%がかかるだろう、と早くも宣言している。イギリスもみんなで免疫力をあげるしかない、としている。

なんかそういう大事な時に、こういう自分のことしか考えてない発言って… ほんと…(以下自粛)



それにしても…このあと大きくなるとしたらアフリカだろうな…  大変な数の人が被害を受ける可能性がある。世界はどうなってしまうのだろう。それまでに協力なワクチンなりなんなりが開発されますように。この時期、私たちにできることは少なく、無力感を感じるしかないんだけど、関係者の皆さんにフォースを送ります。

まずはタリスク、がんばれよ! この音楽を聞いてみんな元気になりたいんだ! それにしてもモーテンセンだっけ、コンサーティナの彼、キレッキレだな(笑)



PS
今、もっとも必要とされているのはかかった人の体験記だと思う。海外からは有名人、要人に陽生反応が出たというニュースほか、経験記も続々とあがってきている。
PPS



上の「外にいるのが安全です」って書いたけど「屋外」って意味ね…

それにしてもイタリア人はベランダで歌ってるし、フランス人はフランス人らしいし、みんなそれぞれが「らしい」よなぁ。