勝間和代さん『ラクしておいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理』を読みました

待ってたよーん。



こういう写真を載せちゃうのも勝間さんらしい!



ホットクック買うまで自分が家で豆を蒸すとは思わなかったよ。本当に美味しい。



シチュー、You Tube動画見て、もう何度も作りました!!



ほんと、まさに「どんな分野でも、この人すごいな、と思う人がいたら、秘訣を聞くのが成功する原則原理」…まさに! 「圧倒的に近道です」本当です。本当に近道です。

勝間さんのレシピ本。もちろんYou Tubeなどで紹介されているレシピ動画もチェックしてるし、ファンの方(笑)たちが勝手にまとめたブログとかも参考してきたけれど、やっぱりレシピはちゃんとした印刷された本がいい。

この本、すごく売れてて初版あっという間に売り切れたらしいけど、発売日前にAmazonに予約しておいたら、発売日2日過ぎてたけど無事ゲットできました。ほっ。しかし最近は初版があっという間に売り切れるってよくあるなぁ。まぁ私もCD売ってるから安全圏行きたがるの気持ちはわかるけど、商品十分に準備するのも出版社の大事な仕事だよね…

まぁ、書いていることは常日頃、勝間さんが言われていることと変わりない。でもだからこそ普段追いかけてない人はこれさえ読めば一気に追いつくよ、という感じ。あいかわらず頭すっきり、そうなのかと目鱗の連続。本来なら本を何冊も読まなくんては理解できないことも、勝間さんがまとめてくれたことを読んだ方が早い(これぞロジカル勉強法?!)。

いや、ほんと実際、料理に限らず、私の場合はTwitterの使い方とかもそうだったんだけど、彼女が使いながら、それこそ失敗したことも紹介しつつあれこれ話してくれることを追いかけて、一緒に勉強しちゃうと本当にラクなのだ。勝間さんのところは集合知のメリットもあるし。この感じはカツマーでないとわかるまい。でも良いと思ったら要領よくノウハウを盗むべき。あ、また「べき」とか言っちゃった…でも本当だよ。自分で全部ゼロから学ぶのとか大変すぎる。自分の仕事の専門分野とかそういうことならともかく、それ以外のことはもう彼女たちに任せて、自分の日々の生活を合理的に時短していきましょう。そして好きなことに時間を使いましょう。

とにかく勝間式ロジカル・クッキングで良いのは自分が何を食べているのか、わかるということ。変なものを食べていないという明確な事実。これに勝る安心はない。ホットクックで出来立てを食べると本当に美味しいんだよ。そして、ほんとに塩だけ、醤油だけってのが可能なんだよ。

確かにホットクックにはご存知のようにレシピ本がついてくる。でもそれだけじゃダメなんだ。添付のレシピ本通りに作っちゃうと味は濃いし、ホットクックの本当の実力は発揮されていかない。さらに一歩進んだホットクックの使い方が、この勝間式。それがこの本にまとまったというわけ。

正直、大きな病気して、友達に指摘されるまで気づかなかったのだが、私を救ったのは「自炊という文化」だった。まったく何も食べれなくなってしまった日々。体重がぐんぐん落ちて不安になっていた日々。それを救ってくれたのは「自炊」をするという文化だった。これ、分からない人には本当に分からないんだけど、文化がない人は自炊をしない。よく貧困家族の映画やドキュメンタリーが出てくるが、そういう家庭こそ自炊をしていない。コンビニ飯ばかり食べていて、お金がないと愚痴る。自炊をするという文化を自分の中に植えてくれた家庭環境に感謝。でもそれは後からでもいくらでも習得できる。あ、それに私の場合、結構高級食材を買うのも好きなので、結局高くついているのではないかと思うこともしきり。だけど、自分で作ることの安心感、楽しさはやっぱり「あり」なのだ。

でも、なんといっても自炊が良いのは何度も書くけど「何が入っているのか明確にわかる」ということだ。そして出来立てがやっぱり料理は一番美味しい、ということ。この本読んでるとヘルシオのウォーターオーブンも欲しくなっちゃうんだよな。あっちは値段も5万Overなので、買うのには勇気がいるんだわ。一方3万くらいで買った型落ちしたホットクックはもうとっくに元は取ったと思う。

正直、具体的なレシピがもっとたくさん載っていればと思ったけど、いや、それも含め自分で0.6%の塩でアレンジしつつ考えなさい、ってことなのよね。うん。がんばろ。そうそう、おしょうゆを最後にかける肉じゃがは、これだけ熱心に追いかけているはずだった私も初めてみたレシピかも。今夜さっそくやってみよう。

それにしてもこの本でも「日本人を含むアジア人は変化を嫌う保守ヴァイアスがかかっていること」をまたもや指摘され、そうそう、これを忘れないようにね…と思ったのだった。変わらなきゃと意識してないと、ほんとに私たちは変われない。だから生活改善なんてできやしない。どんどん合理化して時間を作り、もっとたくさん寝て、本を読んで、映画を見て、音楽を聴こう。

しかし勝間さんの最近の本は写真がいいね。うーん、やっぱりビジュアルって大事だよな。そして今、品切れらしく(ほんと出版社さんはもっと真剣にこのことを捉えてほしい。一種の敗北だよ、これ)アマゾンのリンク先だと値段あがっちゃってるけど、ほんとうの値段は定価税込1,430円ですから〜。買いやすい値段で、ヒットするの、わかる気がする。さーて、今日もホットクックで何か作ろうかな。



PS
元気になれる音楽はりつけるの忘れてた! デイヴィッド・マネリーは、スイング感あふれるアーティスト。1920年代のジャズが好きなんだって。ほんとスイングするよねぇ。