永松茂久『人は話し方が9割』を読みました

「バンドにエイド」「ケルト市」でバタバタだったので、このブログにだいぶ前に読んだ本のレビューなどアップできておりませんでした。この本は 9月に読んで、このブログもだいぶ前に書いたのですが、今ごろ、アップ(笑)

超売れている本である。一応チェック…ということで買ったけど、なるほどこれはすごくよかった。

会話の基本中の基本が書かれている。これはいわゆる社会人になったのに「会話が苦手」と言う人の参考になるのではないか。いわゆる営業職などで悩んでいる人はお勧め。すごくわかりやすい。社会人30年目くらいの私でも響く言葉があったので、忘れないように自分用にここにメモっていく。

●とにかく「全肯定」。否定してはいけない。「話している相手を決して否定しない。そしてあなた自身も否定させない」相手との間に「否定のない空間を作る」ということ。→ そうなんだよね。もちろん嘘までつく必要はないのだけど。そしてネガティブな事や否定的な事を言う人のそばにいかない、というのも大事。


すべては「聞くことから始まる」「話す力よりも聞く力」 → これ重要。人の話をちゃんと聞くこと。私は時々全然できてない時がある。気をつけないと。

名前を覚える。名前を頻繁に呼ぶ。→ これ、私は全然できてないな… 反省。

自己紹介は「経歴」よりも「思い」を込めると相手の心に響く → これめっちゃ共感。ウチのブログとか、ほんと私自身は実績なにもないのに「思い」だけはMAXだと思うんだよね。それは自慢できる。 

「マイしくじりリストを作る」 →  これ、すごくわかる。人は弱みを見せた方が可愛く見える。そして可愛い人はみんなが助けてくれる。自分のしくじりネタを笑って人に話せるようにしよう。

「正論」だからこそ、伝える時に注意が必要。正論は「ストレートではなく「変化球」で伝える。→ 「正論は人を幸せにしない」ってどっかで読んだけど、本当にそうなんだよね。正論を降りかざさないよう気を付けないと。私においては「べき」って言わないよう気をつけてる。それでも言っちゃうけど…

悩んでいる人はあなたが側にいてくれるだけでいい。「一緒に考えよう」→ これは納得。

人によって態度や話し方を変えない。これが基本。→ 確かに。すごくカッコ悪いもんね。

高圧的な人には「反応しないこと」が最大の防御。→ これは私も経験あり。

●人の悪口を言う人には「話題をかえる」ことで対応。→ 調子にのって自分も悪口を言わないこと。

相手の「言葉」を額面通りに受け取るのではなく、本当の「感情に気づいてあげる」→ これとかミュージシャンと付き合う上ですごく重要かも。

とにかく平易な文章でかかれていて超わかりやすく、これは売れるのがよくわかる。人付き合いが苦手、と言う人にはぜひ読んでもらうことをお勧めします。

しかしこういうKNOW HOW本。自己啓発本、というか、たくさん出てるよね。なんでも悩みがある人は本屋に行って本をさがすといいよ。大抵の回答は本屋にある。