なんか勇気をもらえるすごい映画祭でした。主催されたお二人、本当に素晴らしい。大成功だったんじゃないでしょうか。
昨日は久々の北千住「足立レインボー映画祭」に行ってきました。足立区には今年4月にパートナーシップ・ファミリーシップ制度がスタートされたのですが、それをお祝いする形で絶好のタイミングでこの映画祭開催という運びになりました。
そもそも足立区といえば「レズビアンやゲイが広がってしまったら足立区はほろびる」と発言した白石正輝議員で有名な足立区。(謝罪はしたけど、今だに議員やってる。自民党)
ちょっと前の記事ですが、紹介:足立区議への抗議署名、副区長が受け取り「何ができるのか、当事者の皆さんにお聞きしたい」 意見交換で語られたこと https://t.co/luehFSAnM8
— 野崎洋子 (@mplantyoko) June 20, 2021
この時、署名団体を主宰した「足立・性的少数者と家族の会」の芝田まみこさん、長村さと子さんが今回の映画祭の主催者となったんです。本当に素晴らしい!! 条例ではなく要綱という形でこの制度を推し進めた足立区長、素晴らしい。
こういう保守親父のバカな発言とか、いろいろある。いろいろあっても反省しテルだけじゃダメだ。それをポジティブな行動につなげないと。こういう政策に舵をきった足立区、素晴らしいね!
昨日の映画祭でも足立区区長の近藤やよいさんによる挨拶があり、そこで区長が「足立区に住むのが怖い」と言われた、それに対して責任を感じたというお話があった。わかる。それが人間として当然の思いだ。ここに詳しいインタビュー記事が。
同性愛差別の区議発言から、パートナーシップ制度導入。足立区長が語る反省と後悔 https://t.co/E1U41WFM4Y
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そして最初に見た1本目の映画『カランコエの花』。いや、すごいびっくりです。なんというか、こういう映画、大好きなんですよ。見終わったあと5時間くらい語れる映画。何も答えが出ていない。でもものすごく考えさせられる。誰も悪くない。なんとかあなたを守りたいと思うのに(カランコエの花言葉はあなたを守りたい、だという)、人間として良くあろうとおもうのに。みんながみんな大事なことを外してる。それが当事者を傷つけてしまう。そして、こういう映画にしては珍しくLGBT当事者ではなく、それを取り囲む周りの人々の視点を描いたもの。あぁ、もうっっ! みんなの気持ちがよくわかる。
「うちのクラスにもいるんじゃないか」とある高校2年生のクラス。ある日唐突に『LGBTについて』の授業が行われた。しかし他のクラスではその授業は行われておらず、生徒たちに疑念が生じる。
「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか」生徒らの日常に波紋が広がっていき…思春期ならではの心の葛藤が起こした行動とは?
【過去ブログ】THE MUSIC PLANT Blog: 映画「チョコレートドーナツ(ANY DAY NOW)」を観ました https://t.co/F3DAxOZEfD
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【過去ブログ】THE MUSIC PLANT Blog: より良い人間になるために https://t.co/RVzgVQMmUd
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