この動画、まだ見れるので、ぜひ。始まって6分過ぎから34分くらいまでの津田さんのパワポがすばらしい。2021年政府のコロナ対策とオリパラを総括。ほんと喉元すぎればじゃないけど、今年の夏はマジで怖かったよね… 忘れちゃいけないよ。https://t.co/bJIUWvuh0Z
— 野崎洋子 (@mplantyoko) December 31, 2021
ヨーロッパ、パンデミックでひどいことになっているが、本当に心配だ。この先、いったいどうなってしまうのか。
日本はなんだか運良くまだまだ感染数が少ないままで推移している。が、日本の場合、いつも明確な意思とか方針みたいなのがないから、「やった! これで日本は大丈夫でした」という達成感もないし「次回もこんなことがあった時、こう対応しましょう」みたいなノウハウはまるで蓄積されていない(ように感じる)。
なーんとなく無事になーんとなく生き残ってます、みたいな状態。
それはパンデミックに限らずいつも同じだ。いっつもそう。政治家が馬鹿なのか説明不足なのかとにかくまったく訳もわからず、それでも人口が多いせいかなんとなく生き残っている日本が昔は大嫌いだった。
でも10年前に大きな災害があって、やっぱり自分は日本人なんだよな…と思いなおし今にいたるわけだけど…
今でも日本が好きかと言われると実は嫌いである。なんでも自分で決められない日本、ぐずぐず問題を放置している日本、誰も責任を取らない日本…
でもそれがなぜだか、今の感染者数を低く押さえられているということにつながっているわけで、もしかしたらこれが日本の歩むべき正しい道ではないかとすら思い始めた。
ただ私には合わないのは明らかで、この国で生きていると息がつまりそうだ。
海外からの帰国者を隔離して水際なんとかとかというが、厳しいようでいて実際は穴だらけだったり、一つ一つの政策についてきちんとした説明もない。
そもそも「水際」とか「完全封じ込め」とかは不可能な話で、単なる時間稼ぎでしかないのだよ、と。そういう覚悟があるならそれでもいいんだけど、そういった覚悟も見えてこない。
縦割りなのかなんなのか、現場の担当者も自分のやれと言われたことをやるだけで、全体を見回して責任を取ろうという人は誰もいない。
明確な意思があって、失敗しても、なんでも自分たちで決めて、修正しながら前に進む。そういう生き方は日本の社会にはあわないのかも。
でも一応普通選挙が施行されていて、大きな問題がないかぎりずるずる行くのであれば、それはそれで幸せなのかもしれない。私一人がぎゃんぎゃん言ってもしょうがない。
となれば、ますます自分はこの社会に向かないわけで、地震や台風も多いことだし、日本を離れるしかないのかなぁと思ったりもするのである。結論はない。
今年も引き続きよろしくお願いいたします。