海辺のモーリス #日向敏文 #toshifumihinata

 


↑    この記事面白いよねぇ。家にこだわる音楽家って、ノルウェーのグリークもそうだったみたいだけど、なんか共通点あるよなぁ。(グリークの家に行った話はここ。あぁ、例年夏は本当によく出張してたんだよなぁ)

さて、今プロモーションを手伝っている日向敏文さんが、ついにご自身のYou Tubeチャンネル(ぜひ皆さんもチャンネル登録を!)をマメにやることにしたらしく日々、チャンネルに新作からの音源があがっている。

この曲すごく好き。後半の不思議な展開も。

そして、今読んでも笑える、この曲を最初に聞いた時の私の感想。

今年5月末くらいにマスタリングが終わったということで日向さんが曲とタイトルを送ってくれたのだけど、まずはタイトルを見ないで聞いた時に思ったこと。


爆笑…なんで、氷点下になってんだよっっ!!? 馬鹿な自分!

そしてその後、タイトル「Maurice on the beach」を見た時の感想。あっ、モーリス。英国車のモーリス・マイナー(車)ね!とと勝手に思い海辺に捨てられたポンコツ・カーを想像した。






















まるで貧弱な私の想像力。

そして日向さんから「モーリスは、モーリス・ラヴェルのことだ」と聞いたあとも、昔の水着を着て浮き輪を持つモーリスを想像していた、わたくす… 口で説明できないので絵を描いてみました。




(笑)水着は「ヴェニスに死す」のあの子が着ていたものにデザインが似ております。

楽しいな…。小田嶋隆さん、めざそうかな!!

で、まぁ、そんな馬鹿な想像をしていたのですが、その後、正式に宣伝用のプレス資料を作るにあたり、きちんと日向さんにお話を聴いたら、こういうことになりました。はい、こちらが公式曲解説です。

モーリス・ラヴェルが正装で海辺にたたずんでいるという自分で描いた情景から出来た曲です。彼の作ったスケールの大きな音楽からは想像できないんですが、ラヴェルって身長160cmぐらいの小柄な人だったそうで、僕のアイドル!です。


僕は伝記読むの大好きなんで、チャイコフスキーは日記を書いていたのですが、これがとても面白かった。ある日の日記に、今日は信じられないくらいの最高のメロディーが浮かんだ!と書いてあって…….. その後2度とその話しに触れずとか(笑)。大作曲家にさえもよくあったことなのかもしれません。


日向敏文(『Angels in Dystopia Nocturnes and Preludes』プレスリリースより)


ふふ、やっぱりインストルメンタルっておもしろい。そして作曲家の話を聞くっておもしろーい!! 全然間違ってる私!


でも日向さんによると自分でいろいろ想像していいんだって。皆さんも音楽聴いて、いろんな情景を想像してみてください。

日向さんの新譜「Angels in Dystopia」こちらがプロモションビデオ。そして配信関係のリンクとAmazonのリンク、貼っておきまーす。


  

その他の配信プラットフォームはこちら。 

CDのアートワークも素敵ですから、CDもぜひ!