良かったーーーーっっ。ピーターさんの映画祭、初日初回にお邪魔しました。かかったのはインド映画『響け!情熱のムリダンガム』。なんと上映後には、出演者も含めたカルテットも登場し、お話を聞けたほか生演奏もあったのでした。嬉しい。なんと贅沢な!
さてピーターさんのイベントの正装はTシャツ。普段は適当なものを着ている私ですが、ピーターさんのイベントの時は気を使います。今日は10回目のLive Magic!のスタッフに配られた最後まで頑張ろうTシャツ。いぇい!
テンポよく話が進むし、とにかく設定がすごく上手くできてる。そして間違いなくハッピーエンド。音楽と集団ダンスが始まるたびに、気分はアップ、アップ! でもそれは割と前半に集中していて、後半はドラマでシッカリと見せる。魅せる。
そして最後のクライマックスはやっぱり音楽! ムリダンガムって、タブラを横にしてながーーーくしたような形のもの。これがもう圧巻。聴いていると、どこかにトリップしちゃいそうだ! っていうか、絶対にこのすごいリズムを聴きながら、有楽町からどっか行ってたよな、わたし(笑)
…っていうか、これ配信で見てもトリップできないでしょ。絶対に映画館で見るべきでしょ。(あっ、また「べき」って言っちゃった)
そして最後の師匠の言葉に涙。そう、伝統音楽は「川」なんだよ。Riverdanceとは、よく言ったもんで。ケルト音楽と一緒。
詳しくは、映画を見てもらうとして(笑)
あ、そうそう、あのインドの奥地の本当にルーラルな村を主人公が訪ねて、伝統の何かをつかみとろうとするあのシーン、すごく良かったなぁ!!
上映後は贅沢にも来日中のみなさんが登壇。きゃー 嬉しすぎる。なんて贅沢。
私は右端だったけど、二列目だったので、ほぼかぶりつき。いや〜、ノリノリ!!
シンガー&審査委員さん役の方(笑)、背が高くて、かっこいい。満員のお客様に感激!
そして主人公の彼が素晴らしかったこと。やばい。ちょっと好きになっちゃったかも❤️
ミュージシャンを引率されていた井生明さんも初めて本物見た(笑)。以前、インド祭やった時に、助けてもらいたかったのだけど、残念ながらスケジュールがあわなくてダメだったという日本におけるインド文化ならこのかた!というスペシャルな方だ。感激。
あぁ、それぞれの世界で、本当に頑張っている方がいるんだなぁ、と、当たり前のことを噛み締めつつも、しみじみ感激。
あぁ、北とぴあインド祭、またやりたいなぁ。インドいいよなぁ。インドには、本当に何をやっても勝てる気がしないんだよ。
映画館から出たら、なんか世界が全然違って見えた。あぁ、なんて世界は素晴らしいんだろう!
会場でパンフレットとトートとTシャツも買ったんだけど、このパンフレットがめちゃくちゃ良い。電車の中で広げる(笑)
今まで上映された映画の紹介はもちろん(うちのグリーンランド映画も載ってる・喜)、自分はどれを観たかのチェックリスト(これは親切)、これから観るであろう音楽映画の感想が書けるメモノートも付いてる。これは気がきいている。
そして笑った(失礼)のがこれ。
ピーターさんは負けない。負けないよ!「ヴァン・モリソンの来日公演を待つよりは希望があるはずです!」ってのが…泣ける。ピーターさん、昨日今日自分の好きな音楽や映画のために戦ってきたわけではない。
50年前、シンコーミュージック勤務時代、かかってきた電話の受話器をスピーカーに近づけてまで、他の人にも自分の好きな音楽を聴いてもらいたかったピーターさん。そのスピリットは何も変わらない。音楽映画祭のプロデューサーOさん、本当に頑張って。いつか一緒に見ましょう。
そうそう、この「音楽好きのみんなと一緒に見る」ってのがいいんだよねぇ。この感じ。この感じですよ。Peter Barakn's Music Film Festival、どんなに素敵だったか、また今、思い出した。
そして、パンフレットに掲載されているインタビュー記事も超充実しているよ〜。
ほんとだよ、ミュージシャンは人間だ。それをみんな忘れちゃいけない。
というわけで、ピーターさんの映画祭スタート。友達も言ってたけど、あそこでずっとハイ・クオリティの音楽映画がかかっているっていうだけで、なんか嬉しい。営業の合間に、ちょっと空いたから、観に行くか的な?
それにしてもピーターさん、ありがとう。このインド映画、まったく見逃していました。良かった、見れて。良かった、出会えて。
というわけで、みなさん、映画祭続きますよ〜 今年は何本見れるかな? 詳細はこちら。予約は各回4日前からこちらで販売しています。
この『情熱のムリダンガム』は、12日19:10〜にもう一度上映あり。私ももう一度観ちゃおうか。
最後に。インドといえば、やっぱりシャクティ…のコピーバンド。これを貼っておきます。かっこいいよねぇ、これ! すごいよなぁ、インド。どうやったら数えられるんだろう、この複雑なリズム。もう100回くらい聴いたかもしれない。でも、めちゃくちゃ気持ちが良くて、何度聞いても飽きない。
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*9月6日より Peter Barakan's Music Film Festival - www.pbmff.jp
*10月19日、20日 Live Magic! - www.livemagic.jp LAUも出演しますよ。