めちゃくちゃ評判がいいので、最初見る予定はなかったのだけど、観た。でも評判聞かなくても観たかもしれない。というのも、ショーン・ペン、大好きなんだよね。彼が監督した作品は絶対に駄作なし?! これは別の監督の作品だけど、俳優としての彼も好き。
というわけで、まぁ、とにかく観に行ったわけです。
そしたら、確かにめちゃくちゃ面白かった。とにかく息をつかせぬ展開で、あっという間に終わっちゃった感がある。
俳優がとにかく絶品です。まぁ、ショーン・ペンは最高中の最高ですね。
でも今回は意外なほど感動できたのはディカプリオの演技。彼の演技って、今までいいと思ったこと一度もなかったんですが(っていうか、私たぶん「タイタニック」くらいしか見てないし)、これは最高中の最高じゃないですか?
バカすぎる父ちゃんの役がもうハマりまくってる。
序盤は「うーん、暴力とセックスに対する欲求は近いものがあるんだろうな」などと思ってみていたのだけど、そんなのは序盤だけで、あとはもう展開がすごくて、ぐいぐい引っ込まれる。
最高に笑ったのが、携帯の電源! 電げ〜〜ん!! お〜〜〜い!!とパニくるディカプリオの間抜けさよ。いや、褒めてますよ、褒めてます。あの辺の下りは何度思い出しても笑える。「センセイ」の落ち着きぶりもあいまって。
とにかくディカプリオはかっこよさの微塵もなく、王子様の面影もない。もちろん「センセイ」も最高。パニックの時でも落ち着き、最高のキャラクター。
とはいえ、やっぱりショーン・ペンだな。ショーン・ペン。まさに映画とは何かを体現する存在。いやー いい役を持ってくよね! ほんとやるなぁ!って感じ。
とはいえ、いったん話はハッピーな感覚とともに落ち着く場所に落ち着いて終わる。少しほっとする。
でも、ショーン・ペンの最後の、これまた更なる最後のあのオチがなければ、そのまま「One after another」でVol.2を作り、延々このパニックを眺めていてもいいのかなーと思ったりしました。お勧めです。
飛行機の映画でかかっていたら、また見ちゃうかもしれない。やばい。
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◎明日25、そして26日の日曜日は巣鴨のレソノサウンドさんでCDのセール(ファイナル?)を行なっております。詳細はこちらに。入場料2,000円で、好きなだけお持ちくださいシステム。まぁ、常識的な範囲で(笑)
◎12月10日 北とぴあの「音楽と本祭」、第2回のテーマは小泉八雲です。佐野史郎さんと山本恭司さんによる圧巻の朗読ステージ。そして小泉凡先生の解説付き。NHK朝の連ドラ「ばけばけ」の世界をぜひ。特設サイトはここです。チケット残り少なし。お早めに。
◎野崎は、現在作曲家:日向敏文さんのマネジメントおよび宣伝をお手伝いしております。
6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリース。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中。




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