映画『ONE BATTLE AFTER ANOTHER』観ました。なるほど面白かった!

 


めちゃくちゃ評判がいいので、最初見る予定はなかったのだけど、観た。でも評判聞かなくても観たかもしれない。というのも、ショーン・ペン、大好きなんだよね。彼が監督した作品は絶対に駄作なし?! これは別の監督の作品だけど、俳優としての彼も好き。

というわけで、まぁ、とにかく観に行ったわけです。

そしたら、確かにめちゃくちゃ面白かった。とにかく息をつかせぬ展開で、あっという間に終わっちゃった感がある。

俳優がとにかく絶品です。まぁ、ショーン・ペンは最高中の最高ですね。

でも今回は意外なほど感動できたのはディカプリオの演技。彼の演技って、今までいいと思ったこと一度もなかったんですが(っていうか、私たぶん「タイタニック」くらいしか見てないし)、これは最高中の最高じゃないですか? 

バカすぎる父ちゃんの役がもうハマりまくってる。

序盤は「うーん、暴力とセックスに対する欲求は近いものがあるんだろうな」などと思ってみていたのだけど、そんなのは序盤だけで、あとはもう展開がすごくて、ぐいぐい引っ込まれる。

最高に笑ったのが、携帯の電源! 電げ〜〜ん!! お〜〜〜い!!とパニくるディカプリオの間抜けさよ。いや、褒めてますよ、褒めてます。あの辺の下りは何度思い出しても笑える。「センセイ」の落ち着きぶりもあいまって。

とにかくディカプリオはかっこよさの微塵もなく、王子様の面影もない。もちろん「センセイ」も最高。パニックの時でも落ち着き、最高のキャラクター。

とはいえ、やっぱりショーン・ペンだな。ショーン・ペン。まさに映画とは何かを体現する存在。いやー いい役を持ってくよね! ほんとやるなぁ!って感じ。

とはいえ、いったん話はハッピーな感覚とともに落ち着く場所に落ち着いて終わる。少しほっとする。

でも、ショーン・ペンの最後の、これまた更なる最後のあのオチがなければ、そのまま「One after another」でVol.2を作り、延々このパニックを眺めていてもいいのかなーと思ったりしました。お勧めです。

飛行機の映画でかかっていたら、また見ちゃうかもしれない。やばい。



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