ポール・ブレイディ 東京滞在記 DAY 4

映画『決断するとき』の告知やらドロレスの訃報やらで、連載が止まりました。ポールの4日目レポートです。映画『決断するとき』は今日から公開です。みんな見に行ってね!

さて、この日ポールはオフ。しかし私は所沢のケルト市で、所沢へ朝から詰めていた。

というのも、プランクトンさんの所沢公演のロビーをお手伝いすることは、ポールが来ることが決まる前から決まっていたことだったから。

ポールをケルティック・クリスマスにねじ込む前に(笑)決まっていたことなので、それをポールを理由に「やっぱり出来ません」とは言いたくなかった。

もちろんプランクトンさんは「ポール来ることになっちゃったし、やっぱりできません」って言っても問題なかったと思う。が、私としては一度言ったことの責任は取りたかった。ふふふ、自分でもちょっと頭が固いと思うけど、そんな自分は嫌いじゃないのだ。

写真ではロビーでの豊田耕三フラットカルテットの皆さんが演奏。


コンサートはほとんど見れなかったけど、ロビーの盛り上がりは体験できました。
こちら踊るネイサン!! かっこいい!


というわけで気分転換な1日でした。おかげ様で、本もたくさん売れました。

あとは、まぁ、正直言うと、ちょっとポールにエクスキューズして1日だけでもポールから離れたかったということもある。

いや、なんかもうツアーやってても、全然集中できなくって。集中しようとしても、頭はぼーーっとしちゃう。

よく聞かれるのが体力大丈夫?なんだけど、体力は自分でも問題ないと思っている。寝てない、とかそういうことではない。単に集中すべき時にできない。これが年齢なのか。そういうことです。

でもポールも1日私がいなくて、そういう意味ではポールもちょっとホッとしてたかもしれない。一応、誰か必要になった時のために、N本さんにもスタンバってもらっていた。(ありがとう、N本!!)

というわけで、朝から所沢へ。そして物販テーブルを組み立てる。なんというか、大きなイベントの隅っこで、自分の店番するの、実は大好き。こうなんというか、ひとつのことしか仕事がないってのは、なんて楽なんだろう!! 

ツアーや自分の主催事業をやるということは、同時に100のことを覚えていなくてはいけないし、かつそれに瞬時にプライオリティをつけ、現場をくるくると回していかないといけない。が、今日は、すくなくとも向こう6時間くらいは、このことだけに集中できる。

でも、楽しい本屋の時間はあっという間に終わってしまい(笑)、アシスタント役のAkiko T Musicの運転で、時々ポールに連絡を入れつつも都内へ向かう。

ポールにWhat's upを入れるとポールは一人でバーでまったりしているよ、という。あらあら、やばーい、急いでいかないと。

で、ポールをホテルのバーで拾って、さてどこにご飯に行こうかとなるのだけれど、赤坂溜池エリアって、日曜日はまったくダメなのね。なんだか当てにしていたところも予約でいっぱいで、唯一空いていた焼き鳥屋さんも今日はもう閉店します、という。とほほ。

ポールに今日1日何をしていたのか聞けば、部屋でぼーっとして、メールとか返信してたら終わっちゃったというので、部屋に終日いたのはよくないねということになり、こうなったら六本木へ出ようと、タクシーに乗ってミッドタウンへ。

こういう時、こういう場所は便利だ。和食が食べたいというので、和食屋さんに入り、Akikoが気を効かせてあれこれ頼んでくれる。

はぁ、もう私はなんにも集中できない。とほほ。アシスタントがいるというのは、これほど楽なものなのか。助かる… 

食事が終わるころ、どうやら所沢出演組が赤坂のホテルのパブでセッションをしているという情報をAkikoがつかみ、そこに合流しようということになる。

よかった。ポールもご機嫌だ。この日のセッションはなかなか盛り上がり、楽しかった。ポールもホイッスルを演奏したり(笑)ちょっと歌ったり。

流石にこのチームを持ってしても、PBに歌わせるのは至難のわざらしく、ジムがギターを持ってさりげなくポールに近寄っていくが、御大は簡単には歌わない。

でもPaddy's Green Shamrock Shoreとか、確か歌ってた。(でも記憶が私ももうない!)


その後ホテルに戻りバタンキュー。私も疲れたよ。ふぅー。頭がぼーっとしてきて、何も考えられない。もう集中力が続かん。

出来る後輩のAkikoに明日も来てもらえるようお願いし、この日は終了。はぁー 疲れたー 明日はいよいよWWWの公演だー 大丈夫かー自分!(笑) 

   

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