響く言葉:ダライ・ラマの談話より

「仏教徒しての観点から申し上げますと、「逆境をチャンスへと変える」「逆境を菩提道へと変える」という実践法があります。逆境は既に起こってしまったことですから、それを過剰に心配しても無益です。これは『入菩薩行論』で説かれる通りです。

 もしも改めることができるなら、憂うべきことなど一体何があるのだろうか。
 もしも改めることができないのならば、憂うことで一体何の役に立つというのだろうか。


これは科学的、現実的な視点なのです。ですからみなさまのこのようにお考えいただきたいと申し上げるのです。絶望するのではなく、継続的な発展、次へとつなげて行くこと、そのように考えていただきたく存じます」

「私の経験というかチベットの国の歩んだきた道から申し上げると、困難な時を過ごす時に、現実を正しく認識しつづけているのならば、その過程で自分たちの心の力を強くすることができるということです。このような悲劇でさえ我々の内面の力を築くために役に立つものとなるかも知れないのです」

みなさんの先進国でのライフスタイルというものは、とても贅沢なものです。いま現在の現実を見つめて、実際にはこの地球上には飢餓に苦しんでいる人が何百万人もいるんです。それらのことを考えて欲しいのです」

全文はこちら。教えてくださった若山ゆりこさんに感謝。なんかめっちゃくちゃ響きました。ありがとう、ありがとう。