映画『プラハの春 不屈のラジオ報道』を観ました


確かに世界は独裁者にやられているベネズエラに注目してこなかった。でも国境またいで主権国家の党首逮捕ってありえなくないですか? トランプの「Make オレ様、Great Again!」プロジェクト、再び。 

ほんと新年早々、気分が暗くなることばかりだけれど、そんな中、久しぶりにバラカン・ビートをリアルタイムで聞いて、なんか救われた気がした。ピーターさんも、リスナーも、みんな同じ気持ちだ。同じ気持ちで同じ曲を聴く。

それがいったいなんの役にたつ? それが平和への道なのか?と問われてしまえば答えはないけれど、でもラジオって、そういうことだと思う。

なんかラジオに救われた夜だった。

そんなことがあった翌日、この映画を見た。前からこの日に行く予定にしてたので、偶然なんだけど。『プラハの春 不屈のラジオ報道』絶対に見たかったんだよね。

まず見始めて後悔したのは、もう少しプラハの歴史背景とか勉強しておけばよかったな、と。そうだ、「プラハの春」は失敗したんだった…と途中で気づいた。本当に東欧の歴史にはすっかり疎い私。ダメだよな。勉強がまるで足りていない。

しかし、この映画はとてもパワフルな作品だ。俳優さん、監督、誰一人として知っているわけではないが、圧倒的に見せる。特に後半。あまりのスリリングさに息もできなかった。

伝えることの重要さ。パワー。熱意。とにかくすごかった。まさに命懸けの報道だ。「ここからは自分の言葉でお伝えします」という女性アナウンサーの覚悟にグッとくる。

主人公はしかし、たまたまこの事件に巻き込まれてしまったトマシュというノンポリ青年。熱血運動家の弟を守るため、偶然この件に巻き込まれスパイ行為に手を染めたり…。でもその弟も結果は…。

そしてプラハが本当の自由を獲得するまでは、あと20年待たなければならない。いったん、ここでは負けは負け。

今、メディアの存在が再び問われている時代。報道とはなんだろうと嫌がおうにも考えさせられた。エンドロールの最後「私たちはあなたとともに立ち上がります」のメッセージが強い。

ジャーナリズムとはなにか。こんな時代だけど、それでも志のある人たちは存在している。そういった人に勇気をもらい、私もまた前に進む。

現実は厳しい。いくら伝える側がリスナーの方を向いていても… それは悲しいかな一銭にもならない。当時のチェコスロバキアでは、それが「義務放送」であり。

ちょっと前の日本では、次元は違うけど、それがスポンサーであり、今の時代はそれがインプ稼ぎという数字に変わったわけだ。報道の自由なんて、ないのかもしれない。

これからいったいメディアとリスナー、視聴者の関係は一体どんなふうに変化していくんだろう。

なんか年があけてからSNSも荒れ放題だ。昔からひどかったけど。私もそろそろ、SNSから離れた方がいいのかもしれない。最近はちょっとメンタルに来ることが多い。

あ、あと、この映画、音楽がすごくいい。当時のヒット曲が結構かかって、モンキーズとかもかかっちゃって、それがすごくよかった。昔のヒット曲の、あの録音の音域?のレンジが狭いあの感じ(笑)。それだけで、なんかちょっと嬉しいよね。時代の空気を感じる。


こちらの町山解説もぜひ。



そしてトランプの「Make 俺様、Great Again」は続く。アメリカのラジオは終わった… ジャーナリストの皆さん、負けないで!!
NPRが心配という声が上がり、TINY DRESKについて、能地さんのこんなツイートを拝見し、熱血能地さんに激しく同意する。 ほんとNHKのあれは、全く番組のスピリットを理解してなかったと思う。出演されて頑張って演奏していた皆さんに罪はないが… 

そして、こんなツイートをしたら結構「いいね」がついた。

それにしてもアメリカ。いったいどうなっちゃうんだろう… 

世界はどう巻き込まれていくんだろう。

   

◎1996年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろすことにしました。公式サイトは近日中にアーカイブ化する予定。主催公演や招聘はもう行う予定はありませんが、2026年も若干雇われ案件(笑)があるので、それはゆっくりとこなしていく予定です。これからはのんびりと。

PRの仕事は続ける「かも」しれませんが、まぁ、それはクライアントさんあってのことだからなぁ。まぁ、どうなるかなぁ。年に1本くらいならやってもいいのかな…

この日記も自分のペースで続ける予定。fbページは適当に閉じます。大好きなTwitterは以前と変わらない自分ペースで続けてます。1日平均30ツイート。

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。今年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中


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