ロビン・ウィリアムズで私が好きなのは、やっぱりこれ…
この映画からのナレーションだよね。
僕らはかっこいいからという理由で詩を書くのではない
人類の1人だから、詩を読み、書くのだ。
人の営みは情熱に溢れている。
医学、法学、ビジネス、工学…
これらは気高い追求のもとにあり、生活の維持に必要なものだ。
だが、なぜか詩、美しさ、ロマンス、愛を求め、私たちは生きる。
ウイットマンの言葉にこんなものがある。
「自分よ、人生よ、幾度となく悩ます疑問
信頼に値しない、永遠に続く連続
愚か者であふれる町
これらにどんな意味があるのか? 自分よ、人生よ」
答え… それはお前がここにいるからだ。
ここに人生があり、生きた証があるからだ。
力強い物語は続き、君はそこに一編を提供する。
力強い物語は続き、君はそこに一編を提供する。
あなたの物語はなんですか?
これって、スティーブが95年のインタビューで言ってたこれと同じだよね。
「ヒッピーとは何か、考えてみてくれ。昔からある、さまざまな含みのある言葉だけど、私にとっては60年代から70年代初頭にかけて起きた現象だ」
「あの時のきらめきが、日常生活で目にする以上のものの存在に気付かせてくれた。
仕事や家庭、ガレージに車が2台あることやキャリア以上の何かが、人生にはあるんだということをね」
「人生とは必ずしも自分の親がやっていることがすべてではないと」
「もちろん、振り子が反対側に振れすぎて常規を逸していたが、それでもそこにはなんらかの萌芽があった」
「それと同じものが、銀行員ではなく詩人になりたいという願いを人にいだかせるんだ」
(スティーブ・ジョブズ Lost Interview 1995より)
この、95年にすでに話しているこの人生に対する考え方がのちに、あのiPadのCMになったんだろう。大好きなこの映像。何度も何度も見ている。上の発言は映像が始まって1時間10分くらいから。Poets instead of bankers
そしてスティーブの話はそのスピリットをいかにアップルの製品につぎこんだかという事になるわけですが、この後が本当にすばらしい。このスティーブのインタビュー映像について、詳しくは以前ここにまとめています。実はウチのブログでももっともアクセス数が多い投稿がこれなんですよね。
私たちより前を生きた人たちは、みんないろんなことを私たちに教えてくれる。彼らがもう存在しない今の世界は本当に寂しいものですが。私たちもこのあとに続く人たちに何を残せるのか、考えないといけません。What will your verse be?
PS
8/19 朝10:45の時点でトップにロビンの写真を追加しました。