「勇気ってなんだろう」

今日はディストリビューターさんに行ってルナサ新譜に12月の公演告知のシール貼り。帰りにタワー新宿店に行って店頭在庫にも貼らせてもらう。早く12月にならないかな〜。

江川紹子さんの「勇気ってなんだろう」を、あっという間に読破。ジュニア文庫なので、とっても読みやすく、営業の移動中読み始めたのだけど,面白くなって帰宅してからも数時間読書タイムになっちゃった(笑)。で、あっという間に読み終わってしまった。

登山家、拉致被害者家族、内部告発した警察官など、イスラエルの勇気ある人々。一見、ものすごい勇気があると見える人も迷い、葛藤と戦いながら自分の信念をつらぬいていることが分かる一冊。どのテーマにも明確な答えはなく、すべてが悩みの連続だ。物事には単純な話は1つとしてない。そして最後の章(イスラエル)について書かれたことをのぞく、すべての章に共通するのが、日本人の、人に対する想像力のなさだ(自戒もこめて)。単純に人を批判することしか知らない周りの人間たちやマスコミに傷つけられながらも、みんな悩みながら自分の信念をつらぬいていく姿に感動。