いやー、終わった。さきほど成田でジョンを送ってきました。なんというか今回はめちゃくちゃ新鮮な体験でした。ある意味、自分は伝統音楽系のミュージシャンのことは誰よりもわかっているつもりでいたけど、ジョンはうちのアーティストのほかの誰とも全然似ていなくて、こちらも戸惑うこともすごく多かったです。いや~、まだまだこの仕事が奥が深い。それにしても一人で来て、よく頑張ってくれたな、と思います。とにかく良かったのは演奏が良いこと。ラジオでやってもインストアでやっても、ベストとはいえない環境でも本当によく頑張ってくれました。ダブリンでもちろん見て演奏の良さは確認したうえでやっているのだけど、東京で聞くとなんだか全然真剣度が違ったようにも思えました。
それにしてもジョン、若い男の子ってことで考えていることがよくわからないときが多々ありました。質問とかも、ものすごく意外なこと聞かれるのが面白かったです。すごくしっかりとしているように見えて、めちゃくちゃデリケートなところもあり。で、そんな悩めるジョンの横顔をみていると「あぁ、この子はもう必死なんだな」というのがひしひし伝わってきて、なんとも言えなく可愛く見えるのでした。
今回の滞在中にもジョンにからかわれたのですが(「絶対やらない」ってグラスゴーのバーでは言ってたのに、みたいな)何せ最初の出会いからして、そんな感じだったので(詳しくはジョンのHPに書いたのでよかったら読んでください)ジョンもたまたまラッキーが重なってここに来ちゃったという感覚だったのだと思います。到着するなり「観光リスト」と「お土産リスト」を見せ、必死になっているので「大丈夫だよ、また来れるよ」と言ったら、本当に意外だという顔をされました。私だって、もちろんブーは好きだし、ブーの頼まれごとならたいていのことは聞くけど、こんな莫大な投資なんてブーから頼まれただけじゃやりませんよ。本当に皆さんに気に入ってもらえるって自信がなくちゃやらない。「もう私たちは同じボートの上にいるんだから、一緒に次ぎどうやってやっていくか考えましょう」というと本当にうれしそうにしているので、あぁ、私もこういう将来性のある若者を預かって、頑張らねばなと本当に思ったのでした。ほんとまじめないい子なんですよ、ジョンって。
でも現実は厳しい。私の本音はとりあえずこれで表面上は成功で終わったのだから、今回はこれでかっこよく終わっておいて、輸入した「マップ・オア・ダイレクション」の在庫をすべてさばき、あとはどっかの大きなレーベルさんかプロモーターさんにジョンが拾ってもらえればいいなくらいに思ってたのだけど、現実問題難しいだろうな。ジョンにも「おそらく今回のこれだけでは初回在庫をさばくのが精いっぱいだろう」というのは言っておいたのだけど。だからなんとか自分たちで続けていかなくちゃいけない。そしてそれは本当に大変な道のりなのです。
と、まぁ、いろいろ考えることはあるのだけど、ジョンの音楽は本当に素晴らしいから、なんとかなるだろと思っていることも事実。そういう意味では私の力なんかよりも、もっと超えたところに音楽は存在する。音楽の力を信じて、とにかくやっていく。それだけですねー。
と、まぁ、これを成田にジョンを送ったあと、ネットカフェで書いています。ほんとは即効で家に帰って寝たいのですが、午後には北欧系大使館の文化担当者と重要ミーティングが入っていて家に帰るには遠すぎるので時間をここでつぶしています。とにかく頭切り換えてがんばらないと。
今回はたくさんの皆さんに応援いただき、本当に感謝です。CDを買ってくれた友人たち。ごめんね、普段疎遠にしているのに、こういうときばっかりお願いして。こんなことやっていると友達なくすかもなー。でもありがとう。涙がでるほどうれしかったです。
それにしてもコンサートにご来場くださったたくさんの皆さん、本当にありがとうございました。帰りのタクシーの中でジョンはもらったプレゼントをひとつひとつあけながら、本当にうれしそうでした。皆さん、これからもどうぞジョンをよろしく。
それにしてもジョン、若い男の子ってことで考えていることがよくわからないときが多々ありました。質問とかも、ものすごく意外なこと聞かれるのが面白かったです。すごくしっかりとしているように見えて、めちゃくちゃデリケートなところもあり。で、そんな悩めるジョンの横顔をみていると「あぁ、この子はもう必死なんだな」というのがひしひし伝わってきて、なんとも言えなく可愛く見えるのでした。
今回の滞在中にもジョンにからかわれたのですが(「絶対やらない」ってグラスゴーのバーでは言ってたのに、みたいな)何せ最初の出会いからして、そんな感じだったので(詳しくはジョンのHPに書いたのでよかったら読んでください)ジョンもたまたまラッキーが重なってここに来ちゃったという感覚だったのだと思います。到着するなり「観光リスト」と「お土産リスト」を見せ、必死になっているので「大丈夫だよ、また来れるよ」と言ったら、本当に意外だという顔をされました。私だって、もちろんブーは好きだし、ブーの頼まれごとならたいていのことは聞くけど、こんな莫大な投資なんてブーから頼まれただけじゃやりませんよ。本当に皆さんに気に入ってもらえるって自信がなくちゃやらない。「もう私たちは同じボートの上にいるんだから、一緒に次ぎどうやってやっていくか考えましょう」というと本当にうれしそうにしているので、あぁ、私もこういう将来性のある若者を預かって、頑張らねばなと本当に思ったのでした。ほんとまじめないい子なんですよ、ジョンって。
でも現実は厳しい。私の本音はとりあえずこれで表面上は成功で終わったのだから、今回はこれでかっこよく終わっておいて、輸入した「マップ・オア・ダイレクション」の在庫をすべてさばき、あとはどっかの大きなレーベルさんかプロモーターさんにジョンが拾ってもらえればいいなくらいに思ってたのだけど、現実問題難しいだろうな。ジョンにも「おそらく今回のこれだけでは初回在庫をさばくのが精いっぱいだろう」というのは言っておいたのだけど。だからなんとか自分たちで続けていかなくちゃいけない。そしてそれは本当に大変な道のりなのです。
と、まぁ、いろいろ考えることはあるのだけど、ジョンの音楽は本当に素晴らしいから、なんとかなるだろと思っていることも事実。そういう意味では私の力なんかよりも、もっと超えたところに音楽は存在する。音楽の力を信じて、とにかくやっていく。それだけですねー。
と、まぁ、これを成田にジョンを送ったあと、ネットカフェで書いています。ほんとは即効で家に帰って寝たいのですが、午後には北欧系大使館の文化担当者と重要ミーティングが入っていて家に帰るには遠すぎるので時間をここでつぶしています。とにかく頭切り換えてがんばらないと。
今回はたくさんの皆さんに応援いただき、本当に感謝です。CDを買ってくれた友人たち。ごめんね、普段疎遠にしているのに、こういうときばっかりお願いして。こんなことやっていると友達なくすかもなー。でもありがとう。涙がでるほどうれしかったです。
それにしてもコンサートにご来場くださったたくさんの皆さん、本当にありがとうございました。帰りのタクシーの中でジョンはもらったプレゼントをひとつひとつあけながら、本当にうれしそうでした。皆さん、これからもどうぞジョンをよろしく。