Nordik Tree:Hymn



こういう曲は心が綺麗な人じゃないと書けないんだよなぁ。

時々ここでも言うのだけど,伝統系でスローな曲ってのはホントにダサくなりがちだ。プレイヤーが本当にシャープに上手くないと単なるニューエイジ的になってしまう。そういうギリギリのエッジに立ち、素晴らしい音楽を作り出しているアーティストは、多くない。ギリギリでダサい方にへ落ちてしまう場合が本当に多いからだ。

スローな曲がかっこいいバンドはかっこいい。ルナサ、ラウー、そしてフィル・カニンガムなど。ノルディック・トゥリーのティッモのピアノも本当に本当に美しい。

途中で入るマリア・カラニエミのアコーディオンも本当に本当に美しい。フィンランドでミュージシャンは多いけど、本当にすごいのは男性ではティッモ、女性ではマリアだろうな。本当に本当に崇高な世界。ただただルーツィでアコースティックだからと言うことで、フォーク界にウヨウヨ寄生しているような他の連中とはまったく比較にならない。