世界を救うのは音楽かもしれない、と本気で思ったのでした

それにしても、今回はツアーのお手伝いを通じて,貴重な体験をさせていただいております。プランクトンさんのワールドビート

それにしても、それにしても、ホントーにすごいツアーです。例えば、まったく文化の違う、言葉の通じない、出国すらも大変な政情不安定な国からやってきたホームレスで身障者だというバンドの1ケ月に渡るツアーを想像してみてください。すさまじいでしょう? そして、実際はおそらくあなたのその想像以上の事が毎日毎日起こっているのです。プランクトンさんのスタッフに「どう?」と話をきくたび、この道で一応プロとしてやっている私ですらビックリするような、それはそれは大変な事ばかりの連続に、ほんとうに言葉を失います。

今日の打ち上げは、なんだかすごく良かった。胸がいっぱいになった。ほんとうにこの仕事は大変。でもね、今日のライヴがすごく良かったら、疲れてヘトヘトなはずのスタッフ全員ギアが入っちゃって、もう、もっのすごく元気になっちゃった。いや、ホントすごい!

打ち上げで隣にいたI内君に「すごいね。音楽はアフリカを救っちゃうかもしれないね」と言ったら、I内君は「野崎さん、何バカな事言ってんですか」とは言わず「うん」とうなずいてくれた。うん。それは夢かもしれない。何を馬鹿な事いってんだ、とアフリカに詳しい人に言われるかもしれない。でも本当にそう思ったんだもの。

底抜けに明るくてパワーにあふれるビリリ。そしてしなやかで真の意味でインテリジェントなジャスティンとジュルデ。今、本当にいろんな事が頭の中を駆け巡ります。

アフリカでの生活なんて想像できないよ。大変なツアーの仕事なんて想像できないよ。でも音楽は、すべてを1つにしてくれる。

これを読んでいるあなたの毎日も、大変なものかもしれません。そしてそれは他人には分らないものかもしれない。家族や恋人や友人にだって理解してもらえない時もあるでしょう。でも大丈夫。きっとビリリやジャスティンたちの音楽は、そんなあなたを絶対に理解してくれますよ。

いろいろ思うに、きっとこんな公演は二度と起こらないでしょう。この2組に哀愁のデメたんが加わって、絶対に絶対に今度の月曜日(祝日)の野音はすごい事になります。チケットですが今日チケット担当のスタッフに確認したところ、大丈夫。まだ今なら大丈夫! 取れます! ぜひぜひ皆さん、足を運んでください!!! ちなみにプランクトンさんでの当日現金精算は土曜日の夜7時まで受け付けるそうです。電話番号:03-3498-2881まで(11am〜7pm)。