JPP札幌FINLAND DAYS終了!

それにしてもFINLAND DAYSはすごかったですね! プロデュースしてくれた高橋さん、札幌の皆さん、本当にありがとう!


セットリストを考えるのはアルト、時々マウノとティッモの仕事。


またもや甘い物をいただき、あっと言う間に完食! ほんとにペリマンニは甘いものが好きです。

最後はワークショップ参加の皆さんもステージにあがり3曲演奏! 圧巻〜!

打ち上げはまたもや「ふる里」へ。ごちそう様でした〜。

それにしても札幌公演でのアルト巨匠のフィドルソロ@スタッフ・スミスのセットは、スッゴかった!!! またもや惚れてしまいました。かっこ良かったよ。

静かな静かなツアーでしたが、それでもバンドはやはり内側の人間関係やいろいろな事が取り巻いていて、本当に面白いよなぁ〜と思ったのでした。本当に存在感のあるマウノ。全然話はしないのだけど、すごい存在感。集合時間にも必ず10分くらい前に来ちゃうので、マウノに遅れないように頑張るのが大変でした(笑)。そのマウノを師とあおぎ、もうマウノが100%なマッティ。面白いですよー。ご飯を食べるときも、バスに乗るときも、ずっとマッティはマウノにべええええええったり。マッティは本当に性格が可愛くて、あの人の悪口を言う人を言う人は絶対にいないんじゃないか、って感じ。本当に心がピュアな感じ。やばいよ、マッティ。可愛すぎる。

そしてますます天才的なひらめきとエキセントリックなアーティストとしての危うさと美しさが同居してしるティッモ。ティッモの天使度。ますます高かったです。いや〜やばいわ。ホント。うん。一方のトッミはすごく普通の人でがっかりするぐらい(笑)。もちろんすごくいい人でしけどね。いろんなジョークとか話題とか、あまりに普通ですごく安心できた。話す声がスヴェングのヨーコ先生に似ているので彼に話しかけられるといつもドキっとする。JPP以外の他の普通のフィンランド人同様、物事にちょっとしたこだわりがあり、そこがヤワいというか。

その点、まったく物事にこだわりがなく「大事な物は音楽とエビとカニと甘いものだけ!」って感じで男らしいのがアルト。今回アルトの株はめちゃくちゃ急上昇です。ほんとどんな場面でも男らしく、かっこよく、決断力があって、行動力もあって、そして優しくて,大きくて、あぁいう男らしい人が私は大好き! いろんなことに拘らないのが本当にすごい。たとえば靴下の穴とか、フィドルの肩あてとか、フィドルのケースとか。普通、フィドルケースの中にいれるのはシルクのスカーフ的なものなのだけど、彼の場合はキッチンタオル! まさにペリマンニ。それでも内側に大事な写真やパンフレットがあって、なんか微笑ましいのでした。そしてペリマンニ文化と私をつなぐ架け橋になってくれたのがアンティ。アンティ、ホント頼りになる。いい子です。バンド運営の苦労もすごく知っている。アンティとアルトはすごく仲良しなのね。3人だけでしみじみ静かに飲みにいった日が忘れられない。翌日の朝に何かがあったりで、結局ちゃんと飲める日ってツアーが長くても、ほとんどレアで今回は2日しかなかったのだけど、それでも二人と一緒にいれて本当に良かった。

ノルディック・トゥリーはまた来日することが、もし運が良ければあるかもしれませんが、でもJPPは本当にこれで最初で最後だったかも。でもまた呼びたいな。まぁ無理だろうな。それが分っていながらやったツアーは初めてかも? やはり本当はなんらかの形でバンドを育てて行くことを前提としてツアーを作るわけだけど……何はともあれとっても複雑な気持ちで今はうまく書くことができません。またゆっくり書きます……が、引きずりたくないのも事実。これからケルティック・クリスマスもあるし、グレンの来日までもあまり時間がない。頑張らないと。