かっこいいぞ、佐賀県!

人口85万人の佐賀県が3万人の受け入れ態勢を整えたという。かっこいいぞ、佐賀県! でも、こんなのは国が主導でやらなくちゃだめだよ〜。例えばだけど、私が首相だったなら、こんな風に言う。

「全国の皆さん、今、日本は大変な危機に瀕しています。未曾有の事態に家を失った方、避難生活が困難になっている方が続出しています。この事態の収集には時間がかかり、現在のところ最低でも◎ケ月はかかると想定しています。(この◎の中はプロの人に考えてほしい)申し訳ないのですが◎ケ月だけ国民の皆さんの全力を集結して協力してください。まず各自治体の皆さん、それぞれのエリアでどのくらいの宿泊施設が提供できるか早急にまとめてください。個人の方でホームステイ等の提供も歓迎いたします。もしかすると予定の長さ以上に時間がかかってしまうかもしれませんが、そのときは1ケ月前にまた改めて交渉させていただきたいと思います。そして被災地の皆さん。申し訳ないのですが、皆さんの生活/安全のことは国が保障いたします。安心してください。そして大変申し訳ないのですが皆さんにはご家族、親戚、お友達と一時期バラバラになってしまうかもしれないという事態も前提の上、しばらくの間、指定の場所に避難していただけないでしょうか? 皆さんの美しいふるさとがしっかり復興できるよう全力を持ってあたっていきたいと思います」

って言ったら、かなりの人数が勇気づけられ、とりあえず安心な場所へ疎開できるんじゃないだろうか……ってのは、とのは素人考え? というのは、半分冗談半分本気だが、今リーダーの力強いコメントが求められていると思うな。

市長、素晴らしい。私も同じ気持ちです。市長より全然自分の責任は小さいかもしれないけど。公演がある限り、私もずっと東京に居ます。何かあったとしても、私の家族も友達も、そんな私を理解してくれると思う。

それより被災地だ。看護士さんの日記がネット上にあがり、福島のラジオをネットで聞いていると福島の事がすごくリアルに響いてくる。自分の無力感を感じる。でも、そういうふうに感じる人は「人に認められたい度」が高いんだって。そしてそれは誰もできない人を攻めることにもなる……なるほどね。が、それでも自分に出来ることは何かと考える。

昨日聞いていたラジオで津田さんが「いったい平時にいつ戻れますかね」と聞かれ「もう戻れませんよ」と答えていたのを聞いて、ハッとした。そうだ。そういう事だ。この状況とディールしていく自分を発見しないといけない。

しかし今日は現実逃避の1日。とりあえずトンカツを食べる。うま〜い。そして寺門ジモンさんのこんなイベントへ。明日はまた一所懸命、仕事する。明日どうなっても、明日のためのタネをまく。それが人間だね。