マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル 来日までもうすぐ!

マーティン・ヘイズとデニス・カヒル。来日までもうすぐ。それまで元気で頑張りましょう!!



「音楽で僕のやっているすべてのことの追求において、僕はここ(心)を案内役として用いているんだ」

「技術面でのいろんな構成部分を僕が集めてひとつにしたものと見ることもできる。それは音楽のひとつの見方ではあるさ。でも、もちろんそれが音楽の目的であるはずがない。それは人類がこの芸術形式を作った理由ではないよ。そういう見方には意味がない」

「音楽はいろんなレベルで楽しめるんだけど、ウィリー・クランシー、トミー・ポッツ、パトリック・オキーフといった人たちから受けたような心の奥深くからの表現は、僕らみんなが捜し求めているものと定義できる真髄なんだ」

「例えば、素晴らしいジャズ・コンサートがあって、伝統音楽のコンサートがあって、どちらも日本人の観客だとする。その反応って何なのだろう? 文化的なコンテクストとかがすべて取り去られているわけだしね。僕はそういった探求の旅をしばらくしていたんだ。(この音楽に)何をする力があるのか。(この音楽の)何が良いのかを知ろうとしたんだ」

「僕は喜んで宣言できるよ。アイリッシュ・ミュージックはとても良いって。世界に通用する音楽だ。僕の考えではね。素晴らしい言語なんだ。これほど高い質の芸術性と解放された自由のある音楽は手に入らない。この音楽自体がはちょっとしたリアリティ・チェックのようなものだ。ジョー・クーリーの言葉を借りれば、<この音楽は人びとを迷いからさまさせる(正気にさせる)>。たぶんあまり理解しやすい引用じゃないかもしれないし、うまく説明している言葉じゃないかもれないけど、本当に真実なんだ」

(訳を五十嵐正さんにご協力いただきました。ありがとうタッド!)

と、映像に出て来たマーティンの発言を取り出してみました。マーティンもかっこいいけど、リアム・オメンリーのゲール語もナシュラルでとっても素敵。ほ〜っ。

それにしても昨晩の余震はWake Up Callでした。まだまだ落ち着きを取り戻すことのできない日本ですが、マーティンとデニスは基本的に来てくれることになっています。本当にうれしい。海外アーティストのコンサートはキャンセルが相次いでいます。もちろん来てくれる人も一部にはいるけど……でも普通は来ないよね……だからキャンセルになった公演があっても、その事についてプロモーターもアーティストも会場も攻めないで欲しいんですよ。一番悔しいのは彼らに違いないんだから。

マーティンとデニスの公演は本人たちはもとより各関係者の理解にもささえられ、なんとか実行することが出来そうです。とにかく今は早く音楽が聞きたい、本当に。そして2年前、吉祥寺のStar Pine's Cafeで起きたあの奇跡を、もう一度体験したい。チケット、まだまだ取置き予約で受け付けておりますし、各種チケットエージェントで購入いただけます。

当日券ももちろん出す予定。こんな時期に来日してくれるマーティン・ヘイズとデニス・カヒル。ぜひお運びください。

4/23(土)東京 Star Pine's Cafe 
4/24(日)東京 Star Pine's Cafe
4/26(火)名古屋 TOKUZO
4/27(水)京都 磔磔
4/29(祝)札幌 ルーテルホール

東京と札幌ではワークショップもあります。

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