いろいろ考えた1日 映画「ブラックスワン」を観ました

昼は某仕事関係のクライアントさんとランチをかねたミーティング。今回もご馳走になっちゃいました&いろいろ楽しいお話しをうかがい元気づけられる。

それにしても面白い事に最近ウェッブやソシャルネットワークで力のある人が、いろんな事を広めるだけでなく、自らイベントを打とうと思いたつ事が多いように思える。先日の津田大介さんのSHARE FUKUSHIMAしかり。みんな最初は有りものの事柄を広めるだけだったのに、さらにそういった行動に説得力をもたせるため……というわけではないのだろうけど、リアルなイベントを自ら組み立てたりしている。そこが面白い。でも気持ちはすごく分かる。ある意味、いろんな事象を伝えるだけという、他人の作業の広報よりも、小さくても自分がいなければ実現しなかった、そういう小さくてもイベントをプロデュースすることにより、何か強い実感みたいなものが誰にでも必要なんだろう。そうしていくうちに情報発信する人、実際のイベントを作る人の境目がなくなっていくのではないか?ウチなどは自らイベントを作り、自らが発信しているわけだけど、そういう個人、グループ、会社が増えていくような気がする。うん、なんか良いよ! そうやってみんなフラットになっていくんだろう。もしかしたら真の民主主義はそこから始まるのではないか、などと大げさだけど感じてしまう。うん、すごい世の中になったよ。

ランチミーティングのあと、友達と夕方飲み会の約束があるまで、どーんと時間があいてしまったので、オフィスに戻って仕事するより映画を見ようと思い立ち、「ブラックスワン」を見る。私的にはいまいち。見ている間は面白かったが、ランチミーティングの内容の方がより興奮するというか、そっちに頭が行き、どうも集中できない。というのも、この映画、流れがなんとなく予想された通りだったからだ。ステージの主役を務めるというのはある意味神経との戦いであって、そこを深く掘り下げていくのだろうな、と思っていた。実際、役作りに没頭する俳優さんなど、こんな感じだろう。普通の神経では人の前で演じたり、歌ったりすることなどできやしない。だからバレエの主役、サイコスリラー、トレイラーの数々の映像で内容はもう予測できた。でも最後はあんなオチで無くても良かったと思う。ちょっと違うよなぁ。

今日最後のイベントの飲み会。やっぱりお酒を飲むのは友達とが良い! アーティストと飲むのはうれしいが、やっぱり飲んだ気がしない。このメンツが一番いいなぁ! 本当に楽しかった。今朝、最後のヴァサラット残党が帰国したこともあり、あとはどうにでもなれ、余震が来ても、あとはしっかり地震のときどうすれば良いかしっている日本人だけである…そんな開放された気分。それにしても今日は全員、ものすごく飲んだ。楽しかった。こういうのが一番幸せ。