SF、なう

思い立って、今、この2冊をかわるがわる読んでいる。広がる世界。永遠に続く時間。もちろん過去にこの2冊はとっくに読破していた。でも小松左京が亡くなったのをきっかけに、また読みたくなったのだ。読み始めてわかる。細部どころかかなり大事なところまで、とっくに忘却の彼方。読み始めて「ホントに過去にこの2冊,読破したんだっけか? えらい難しい本だな!」と思ったが、すぐにその世界に引き込まれて、今は楽しく読んでいます。SFは現実逃避するには最高かも?

もっとも私が読んだのはこの2冊くらい。もともと読書量、それほど多い方じゃないし、SFは滅多に読まない。っていうか、SF好きの理系女とか超苦。自分のことを「僕」とか言っちゃうタイプ。ガンダム大好きだったりする。

それはさておき「百億の昼〜」は萩尾望都さんの漫画にもなったよね。こっちも大好き。しかし最近は読んでも読んでも読み足りないなー。秋になると公演で忙しいから、いつもウチは「読書の夏」。去年の夏は勝間和代さんの大マイブームで、彼女の本をしこたま読んだ,読んだ。中でも「断る力」は圧巻で、いろんな意味で目を覚まさせていただいた名著。今でも枕もとにおいて時々読んでいる……と、まぁ、去年は勝間さん読んで士気を高めていたのだけど、今年はゆっくり文芸作品だな。

しかし何を読んでもやっぱり最近再読した「私をはなさないで」が一番良かったかも。もう一度読んじゃおうかなー、も〜