今日のケンソーは格別だった。何度も聴いているケンソーのライブのはずなんだけど、すごく良かった。まずステージからのエネルギーがハンパなかった。小森さんがいないという事、そしてケンソー結成当時のハルキチさんの久々のドラムという事、いろんな要素が重なったのだと思うのだが、とにかくこの2年ぶりのステージを最高のものにしようという気迫がビシバシと伝わってきた。もしかするとアンサンブル的には甘い部分はあったのかもしれない。だけど私としては2年前に聴いたライブよりも、なんだかずっとずっと良かった。特に「美深」と「Good Days Bad Days」には本当に涙が出たなー。(結局私は「スパルタ」が好き/笑)
あとエンジニアさんが良かったと思う。前回まではフロントのスピーカーの音がシャープに切り込んでくる感じだったけど、今回は壁の鳴りもふくめてホール全体を鳴らすことに成功していたと思う。PAのことは私は専門ではないので、よくわからないし、ハルキチさんのドラムスタイルによるところもあったのかもしれない。個人的な好みもあるかもしれないけど、それにしても柔かで、しかしパワフルなケンソーだったと思う。
毎回思うことだけど、ケンソーは清水さんの楽曲が良すぎる。どうしてこんな曲が書けるんだろう。すごいよなぁ、といつも思う。清水さんほどの楽曲を書ける人は世界的スタンダードからみても滅多にいない。そのすごい楽曲の数々は聴衆を魅了するだけではなく、これだけ個性的なメンバーをもガッツリと一つにまとめてしまう。ケンソーにおいて、バンドの確固たる中心は絶対に「曲」だと思う。だからケンソーにはプレイヤーのエゴみたいなものが感じられない。この曲をどうしたら効果的にリスナーに届ける事ができるか、すごくみんなが献身的に曲に向かい合っている。いや、実際はメンバーは、そこまで意識していないかもしれない。とにかくメンバー全員が「曲の良さ」に触発されて、ものすごく楽しんで、これだけすごい演奏をしているのだと思うと、改めて清水さんの書く曲は、ホントにすごいなぁと思う。
あと今日はプレイヤーとしての光田健一はホントにすごいなとも思った。健ちゃんの演奏は特にピアノの音になるときによく分かるのだけど、ガガガガッと行くあの感じが、実際にバンドを引っ張っている瞬間もあるから、本当にものすごい。もちろんメンバー、みんながみんな本当に素晴らしかったけどね。
しかし日本の場合、歌ものだろーが、インストだろーが、多く人に知られるためには実力よりも何よりもタイアップが重要で、音楽の良さなど関係ないのだ。例えば世間ですごく良い音楽家と知られている人がいて、でもその人だってよく考えるとタイアップなどない人は誰もいない。いつだったか某超有名作曲家のトリビュートコンサートに行ったときに思った。その作曲家は日本では大者とされており、確かに多くの音楽家から尊敬されている。が、その人ですら…やはりタイアップがものすごい量あるのだ。もちろんその人の書く曲は素晴らしい。でもタイアップもものすごい多い。だからその人は日本で有名なのだ。TVのテーマ曲、映画のサントラ、TVCF。インストが世で売れるためにはタイップが必要なのだ。そんな日本の音楽業界において、ケンソーは、道ばたに地味に、ささやかに咲いているタンポポみたいな存在だ。そして、今,日本で一番動員力のあるプログレバンドだ。結局のところタイアップなどまったくなしで、音楽の良さだけでここまで来ているケンソーは本当にすごいと思う…というかタイアップないのについて来ているお客さんがマジですごすぎる、と改めて思った。
今日もレアもの「KENSO AID」のCDRの販売でてんてこまい。ここのところ私は自分が制作するコンサートでも滅多に自分で即売をすることはないので、私はスタッフとしてはボロボロだったと思う。お客さんにおつりの間違いを指摘されること数回(本当にありがとうございました)。ホントにケンソーのお客さんはいい。中には私が持ってきたヴェーセンのCDを買ってくださったお客さんもいた。(ちなみに私が制作する伝統音楽のコンサートに足を運んでくださるケンソーファンの方もいる)
そして、まぁ、今日も売れた、売れた。来場くださったお客さんの半数以上が「KENSO AID」を買ってくださった。中には2枚、3枚と購入くださった方も。すごいよ、清水さん。本当にファンとの信頼関係がものすごい。
そして…即売一つとっても、在庫管理から、販売表からポップカードの準備、私たちスタッフに対する細かい配慮など、リーダーとしての清水さんには本当に頭がさがる。それを確実に買ってくださるお客さんにも頭がさがる。私は元マネージャーという立場で、今もこうして現場にかかわらせてもらって、本当に幸せだと思った。本当に清水さん、ケンソーの皆さん、スタッフの皆さん、お客さん、ありがとう、ありがとう。そして思った。私もライブを制作することで最近は生活しているが、それがルーティンになってないか。清水さんやケンソーみたいにきちんとライブを作っているか… ホントにやばいと思った。頑張らないと、私も。きっとお客さんも明日からの自分の仕事、生活にパワーをもらったと思う。ケンソー、ありがとう。私はケンソーの元マネージャーとして恥ずかしくない仕事をしようといつも、いつも思っています。
そして小森さん、早く帰ってきてね! みんなでフォースを送ります。
本日限定発売のケンソーAIDのCDR。お買い上げいただいた皆さん、本当にありがとうございました!
山田五郎さんからお花が。綺麗!
健ちゃんのCDが売れるように清水さんが作った手作りポップ。愛情がこもっているのはわかりますが、健ちゃんのコンサートに持っていったらファンの人がひくかも?!
あとエンジニアさんが良かったと思う。前回まではフロントのスピーカーの音がシャープに切り込んでくる感じだったけど、今回は壁の鳴りもふくめてホール全体を鳴らすことに成功していたと思う。PAのことは私は専門ではないので、よくわからないし、ハルキチさんのドラムスタイルによるところもあったのかもしれない。個人的な好みもあるかもしれないけど、それにしても柔かで、しかしパワフルなケンソーだったと思う。
毎回思うことだけど、ケンソーは清水さんの楽曲が良すぎる。どうしてこんな曲が書けるんだろう。すごいよなぁ、といつも思う。清水さんほどの楽曲を書ける人は世界的スタンダードからみても滅多にいない。そのすごい楽曲の数々は聴衆を魅了するだけではなく、これだけ個性的なメンバーをもガッツリと一つにまとめてしまう。ケンソーにおいて、バンドの確固たる中心は絶対に「曲」だと思う。だからケンソーにはプレイヤーのエゴみたいなものが感じられない。この曲をどうしたら効果的にリスナーに届ける事ができるか、すごくみんなが献身的に曲に向かい合っている。いや、実際はメンバーは、そこまで意識していないかもしれない。とにかくメンバー全員が「曲の良さ」に触発されて、ものすごく楽しんで、これだけすごい演奏をしているのだと思うと、改めて清水さんの書く曲は、ホントにすごいなぁと思う。
あと今日はプレイヤーとしての光田健一はホントにすごいなとも思った。健ちゃんの演奏は特にピアノの音になるときによく分かるのだけど、ガガガガッと行くあの感じが、実際にバンドを引っ張っている瞬間もあるから、本当にものすごい。もちろんメンバー、みんながみんな本当に素晴らしかったけどね。
しかし日本の場合、歌ものだろーが、インストだろーが、多く人に知られるためには実力よりも何よりもタイアップが重要で、音楽の良さなど関係ないのだ。例えば世間ですごく良い音楽家と知られている人がいて、でもその人だってよく考えるとタイアップなどない人は誰もいない。いつだったか某超有名作曲家のトリビュートコンサートに行ったときに思った。その作曲家は日本では大者とされており、確かに多くの音楽家から尊敬されている。が、その人ですら…やはりタイアップがものすごい量あるのだ。もちろんその人の書く曲は素晴らしい。でもタイアップもものすごい多い。だからその人は日本で有名なのだ。TVのテーマ曲、映画のサントラ、TVCF。インストが世で売れるためにはタイップが必要なのだ。そんな日本の音楽業界において、ケンソーは、道ばたに地味に、ささやかに咲いているタンポポみたいな存在だ。そして、今,日本で一番動員力のあるプログレバンドだ。結局のところタイアップなどまったくなしで、音楽の良さだけでここまで来ているケンソーは本当にすごいと思う…というかタイアップないのについて来ているお客さんがマジですごすぎる、と改めて思った。
今日もレアもの「KENSO AID」のCDRの販売でてんてこまい。ここのところ私は自分が制作するコンサートでも滅多に自分で即売をすることはないので、私はスタッフとしてはボロボロだったと思う。お客さんにおつりの間違いを指摘されること数回(本当にありがとうございました)。ホントにケンソーのお客さんはいい。中には私が持ってきたヴェーセンのCDを買ってくださったお客さんもいた。(ちなみに私が制作する伝統音楽のコンサートに足を運んでくださるケンソーファンの方もいる)
そして、まぁ、今日も売れた、売れた。来場くださったお客さんの半数以上が「KENSO AID」を買ってくださった。中には2枚、3枚と購入くださった方も。すごいよ、清水さん。本当にファンとの信頼関係がものすごい。
そして…即売一つとっても、在庫管理から、販売表からポップカードの準備、私たちスタッフに対する細かい配慮など、リーダーとしての清水さんには本当に頭がさがる。それを確実に買ってくださるお客さんにも頭がさがる。私は元マネージャーという立場で、今もこうして現場にかかわらせてもらって、本当に幸せだと思った。本当に清水さん、ケンソーの皆さん、スタッフの皆さん、お客さん、ありがとう、ありがとう。そして思った。私もライブを制作することで最近は生活しているが、それがルーティンになってないか。清水さんやケンソーみたいにきちんとライブを作っているか… ホントにやばいと思った。頑張らないと、私も。きっとお客さんも明日からの自分の仕事、生活にパワーをもらったと思う。ケンソー、ありがとう。私はケンソーの元マネージャーとして恥ずかしくない仕事をしようといつも、いつも思っています。
そして小森さん、早く帰ってきてね! みんなでフォースを送ります。
本日限定発売のケンソーAIDのCDR。お買い上げいただいた皆さん、本当にありがとうございました!
山田五郎さんからお花が。綺麗!
健ちゃんのCDが売れるように清水さんが作った手作りポップ。愛情がこもっているのはわかりますが、健ちゃんのコンサートに持っていったらファンの人がひくかも?!