昨日のフリッグ公演,良かった!

昨日のフリッグの公演は素晴らしかったですな〜。久々にライブを楽しみました。実はポール以来ライブに1本も行ってなかった。昔は年間100本とか自分に義務づけてた時期があったのだけど。100本、すごいですね、と言われることもあったが、週に2回いけばノルマ達成だったので割と簡単に達成できてた。出張に行けば毎日、下手すりゃ1日で2本とか観るわけだし。最近は本当にライブにも出張にも行かなくなった。東京は毎晩本当にありとあらゆる場所でたくさんイベントがあるが、最近は行ってもあまり勉強にならない公演が多いんだよねー。なんか音楽とか寒いのが多かったりしてさー。でも昨日はホントにあったかい、良い公演だった。プランクトンさん、フリッグの皆さん、お客さん、本当におつかれさま!

何度か過去に見ているフリッグですが、昨日思ったのは、やっぱりこれはブルーグラスのスピード感ですね。楽器編成もそうだけど、ペリマンニ+ブルーグラス。これでしょう。

あとやっぱり北欧フィドルが好きですねー。私は。もうこういうのばっかり聞いてるとアイリッシュのギコギコフィドルがダメになっててくる。いや、それはそれでチャーミングで、味があって良いのだけど。それにしてもエスコは本当にすごいフィドラーだなーと感心したわ。エスコはあのバンドのエンジンだな。アンティのベースも本当に良かった。


また彼等はヴェーセンを相当尊敬していて、私がヴェーセンとは長いんだ、次のツアーで7回目になると言ったら、若い男の子たちの尊敬の視線が熱かった!(気分最高) 昨日のアンコールはヴェーセンの「ハッセ」だったし、やっぱり仕事はいい仕事を積み上げていくに限るわ、ホント! それが自分の筋肉になるんだよね。


打ち上げではエスコが自分の息子(2歳)がヴェーセンの「Live in Japan」を聞いてフィドルをもって踊る様子を携帯の動画で見せてくれて感動。ちゃんと曲が終わるとフィドルを置いて、おじぎをして、拍手をして、次の曲になるとまたフィドルを持って踊るのが可愛いすぎる。


しかしプランクトンさんが北欧音楽に参入してくれて、ほんとうに嬉しい限り! 味方が増えたよー、心強い!! プランクトンさんの北欧は解散しちゃったハウゴー&ホイロップ以来だもんね。そしてスタッフの皆さんがフィンランド人は時間に正確で、性格もすごく良いといって感心していたのが、自分がほめられたみたいでかなり嬉しい。

昨日は自分も頑張っているフィンランドの音楽が、東京という混沌としたカオスの中でちょこっとだけ認められた日(笑)。ほんのチョコっとだけですよ。嬉しいが、まだまだ先は長い。でも今回プラクトンさんがフリッグを呼んでくれて、ヤルヴェラ村がTVで紹介され、大きな一歩を踏み出したこととなる。これからも頑張らないとなー。パワーをもらった1日でした。

さーて、今日はほんとは行くつもりのなかった所沢に行くことになり、現在マキマキで仕事中。明日から私もウチの5月のヤルヴェラ公演のためのブログを書いていくつもり。チェキラっっ!

ヴェーセンと演奏するフリッグ。昨日もやった「ハッセ」。かなり昔の映像。まだノルウエー人の兄弟がいる。


ま、でもやっぱりこっちの方がヴィヴィドだよね。