「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります」

これずいぶん前に読み終わって、まだ紹介してなかったね! 内容はと言えば、すごく良かった。

上野先生はいいねぇ〜。サバサバしていて。でも多少時代遅れかなという印象の部分もあり。古市さんはあちこちでお見かけして、すごくしっかりしたインテリな方と思っていたのが、ここでは何だか「最近の若者」的に見えたり(でもそこがまさに彼が狙った所だったんだろう)。

ちょうど二人の真ん中の世代である私の印象はそんな感じだったが、とにかくスイスイ読めたし、明るい気持ちになった。

超おすすめ。介護のこと。自分の親。また自分自身もどうやって死んで行くだろう…なんてことを考えてる人におすすめ。上野先生もそうだけど、予定どおりに出来ないのが、また人生なんだろうが、こうしてみたい、あぁしてみたいと予定をたてる楽しさがあるのも、また人生。ワクワクするよね。湯川れい子先生がいつだったかつぶやいていたとおり、人生、最後まで、死ぬまで、やりなおしは効く。