TBSラジオ Life 「動員とマネタイズ」を聞きました 2

今日メルマガというのを初めて手動発信してみた。Mac Lionでしか動かないソフトだったので、久々にLionマックと格闘。Lionは慣れて使いこなせれば、ホントにかっこいいと思うんだがなー! 悔しい。それにしてもメールアドレスはかなりたくさんあって作業の途中でメーラーが止まってしまうこともあったりで…あと基本的なことを間違えたり… 2通いっちゃったお客さん、すみません。ふぅ〜。

自分ではブログを毎日やることで仕事してるつもりになっていたのだが、いざメルマガを発行してみれば発行してまだ6時間ちょっとしかたってないのに新規で結構な数の新規申込があった。普段自分では目一杯発信しているようで、全然ダメなんだなぁ、と思った。やっぱりチケットを買ってくれるお客さんがどこにいるのか、そしてそういうお客さんをいかに大切にするか、そこがビジネスの要なのだと思う。

ブログを書いて、とりあえず机に座っているだけでも雑用が入ってくる。それをさばくだけで1日が終わる。…ってな具合で、受け身でいるとお金になる仕事が出来ないので打ち合わせに出かける。出かけるとまた新しい仕事を(再びそれがお金になるかは別にして)拾ってきてしまう。だから忙しいつもりでいるのだが、実は結果、全然(お金につながる)仕事できてないって事もある。

もっともここも大事だし、Twitterも大事なのだろうけど、チケット買ってくれるお客さんがどこにいるかというのを良く認識しないといけない。そういう意味でメルマガは簡単なものだが良いアイディアなのかもしれません。いずれにしても、しばらく様子を見ます。

それにしても今日は郵便局に行けば閉まっているし、れい子先生の連載の続きが読みたくて週刊朝日を探してコンビニを回り歩くも、最終的に本屋に行くまで見つからず。本屋で見つけたものはGWの合併号で、なあんだと、まったくもってしらけまくり。帰宅して、TBSラジオLifeのポッドキャストの続きを聞いていた。


珍しく外伝ではエロねたで盛り上がる皆さんだが、ここで出てきた話があまりに私の業界や自分の仕事にリンクするので共感しまくってしまった。不景気だけどエロ関係は大丈夫でしょう、という番組メンバーに、エロ業界の方はエロ業界でも無料で見られるコンテンツにお客の時間をかなり奪われている、ということなのである! エロ業界こそクオリティが要求されるもんだと思うんだけどねー! みんな素人の作った安いものや、無料でみられる予告編で満足しているらしい。でもプロフェッショナルなものを発表したいともあれば、結局いろんな形で無料で見せたりとか、きっかけをつくらないとまったく始まらない。だから全方向で何でもやらなくちゃいけないのだ、と。ホント大変だ、と。

この社長さんはエロビデオのレーベルをいくつも乱立したり(1コ1コが売れないとそうなる)、それにともない配給会社を複数契約してみたり(私もこれやりました。レーベルごとに違う配給とかね。でもこれは解決にならないんだよね。配給って結局何もしてくれないからさー)、あとは女の子を動かしてイベントやったり(同じだよ!)、パンツ履かせてそれを小さく切ってオマケにしたり(お得感がないとダメ)…そうしてお客の要求も果てしなく大きくなってきている、ということ。いや〜別業界なのにあまりに同じでホントびっくり。それにしても本当に誰もが突破口を発見できてないって事なんだと思う。まったく難しい。そしてどの業界内もお客さんの時間の奪い合いみたいになってきているかも。

いずれの現場も予算が無くて大変だということなのである。きれいごと言う奴は多いが、お金がないと真の芸術的自由は得られないと私は思う。それにしても悩ましい時代になったわい。ま、私は自分の好きな音楽を信じて続けていくしかないのだが。

PS
ちょっと思ったのだけどお客さんの方も、もしかしてここを読んだりするだけで応援している気になっているのかもと思った。いや、もちろんこのクソ忙しい時代にわざわざこのブログを読んでくれるのは嬉しい! が、チケットを買っていただかないとウチにとっては一銭も利益にならないのである。最初はピュアな気持ちで「とにかくやらなくちゃ」と始めたわけだが、いい加減、どっかでマネタイズしないと疲弊してしまう、というわけだ。