来週はチーフタンズだ!! 信じられないよーーー! 早くスタクラ終わらせて、チーフタンズ体制にシフトせねば。プランクトンの皆さんは、すでに対戦モード突入。ダブリナーズではオリジナルカクテル「チーフタンズ」が飲めるようですよ!
あら、なんだかモデルのおじ様も素敵!
さて、以前の来日のとき載せてすごく好評だったブログの投稿があるので、また載せちゃいます。「The beginners guide to the Chieftains' concert - チーフタンズ:コンサートの楽しみ方」
●まず最初1曲目の楽しい演奏が終わったあと、パディが立ち上がり、一歩前に出てマイクに向かってしゃべります。あれ、なんだか分からない言葉。パディもいよいよボケて滑舌が悪くなったのか…と思いきや、Sorry Sorry Sorry.... そして英語で「しまった、ここはアイルランドではなかったな」という風に話をはじめます。
このジョークはもうチーフタンズが100年以上も前からやっているジョークなのですが、もう何度も公演を見ている方でも、ここでは大笑いするのが、まさに流儀。「それ、前回聞いたぜ」とか野暮な事は言わず、古典落語を楽しむように、このオープニングをじっくり味わいましょう。I'm Paddy Moloney from Dublin, the best city in the world! イェーイ!
●そしてパディの英語はまさに正統ダブリン訛り。Dublinはダブリンではなくドブリン。Pubはパブではなくポーブ。Bussもブスと言います。この素晴らしい標準ダブリン語は、今や絶滅危惧種とされパディの後に彼以上のドブリン訛りは、私自身では発見できていません。ぜひぜひ単語を拾うだけでもトライしてみてください。
●チーフタンズのコンサートは本当にテンポがいいのが特徴です。これも行き急ぐご老体ゆえか? いやいや、それは冗談として、デレデレちんたら進行を進めるフォーク歌手や伝統楽器奏者がMCをするのとは訳が違います。とにかくテンポが良い。ゲストはみんな風のように入ってきて、1曲参加してはさーーっと風のように帰っていく。誰もチンタラとステージを歩いている人はいません。だからチーフタンズのコンサートは何度みても飽きないし、とにかくあっという間に終わってしまう。そんな様子もお楽しみください。
●チーフタンズの公演の中、特にマットのソロやパディのホイッスルなど、音楽的な聞き所もたくさんあります。昨日今日はじめた者とは違う、熟練の域。到達できる者はホントに少ない。まさに音楽の神が降臨する瞬間です。
●またステージのフィナーレでは参加者全員によるソロ回しがあるのですが、そのソロ演奏が長過ぎる、とパディがメンバーに警告を鳴らす事があります。よくやるのはティン・ホイッスルをぶんぶんと振り回すしぐさ。そして腕時計を見るしぐさ。そしてティン・ホイッスルで電話の着信音。もしくは消防車の音…など(笑)。そういや昔はデレク・ベル(ハープ&ピアノ)がものすごいベートベンちっくなソロを弾いてみんなを笑わせてましたが、そんな様子も笑えるところ。大きな声を出して笑いましょう!
●そしてダンサーたちのダンスのパワフルさと言ったら! 私はダンスについては素人なんですが、昨今のリバーダンスやなんとかダンスみたいなのに出ている連中には辟易します。世のダンスファンはあんなダンスでいいんでしょうかね…と、マジで思います。ダンスこそ立ち方1つで素人見でも分かるもの。とにかくすごいから絶対に見逃さないように!! また時々キャラ・バトラーがお客さんに手拍子を求める部分があります。よく私はこのブログにアイルランド音楽は手拍子を入れない方がいい、と書いてますが、これは例外です。皆さんぜひ一緒に手拍子行きましょーーーーう!! 精一杯応援してあげてください!
●普段アイルランド音楽って難しそうとか言っている方にも、もう何度も行ったぜという方にも、とにかく多くのありとあらゆる皆さんにチーフタンズのコンサートは楽しでいただけます! 皆さんぜひぜひ駆けつけてください〜 私も楽しみます!!!
すべての公演の詳細はこちら!
<追記>
●パディはよく「anyway!」と言うんだけど、それがアニウェイと聴こえる…これもダブリン訛り?
●ダンサーのキャラ・バトラーがいつも華麗にステージに飛び出してくるのと比較すると、ピラツキ兄弟のネイサンの方はいたって無粋な感じ。あれっ、スタッフの子が間違ってステージに出ちゃったのかな?的雰囲気を醸し出しつつステージに現れ、いきなりかっこよい足さばきを観客に見せつけ踊りだす。これがネイサン流のかっこ良さー!
●とにかくゲストがすごいのがチーフタンズのコンサート。パディはよく「次の曲はスティングとやりました」「次の曲はメキシコのパイプバンドとやりました」といいつつ、えっ、スティングが出るの?とか、メキシコからパイプのバンドが来てるの?と思わせつつ「今日はいないので、〜が代わりに出演します」と話を落とす。この部分も分かっていてもお客さんは「えっっ、スティングが来てるの?」「ストーンズが来てるの?」的反応を示すことが出来れば、あなたもチーフタンズのコンサート通の域! すべて納得の上であえてパディのジョークに乗ってみせる。それがイキなお客様道への近道です。
あら、なんだかモデルのおじ様も素敵!
さて、以前の来日のとき載せてすごく好評だったブログの投稿があるので、また載せちゃいます。「The beginners guide to the Chieftains' concert - チーフタンズ:コンサートの楽しみ方」
●まず最初1曲目の楽しい演奏が終わったあと、パディが立ち上がり、一歩前に出てマイクに向かってしゃべります。あれ、なんだか分からない言葉。パディもいよいよボケて滑舌が悪くなったのか…と思いきや、Sorry Sorry Sorry.... そして英語で「しまった、ここはアイルランドではなかったな」という風に話をはじめます。
このジョークはもうチーフタンズが100年以上も前からやっているジョークなのですが、もう何度も公演を見ている方でも、ここでは大笑いするのが、まさに流儀。「それ、前回聞いたぜ」とか野暮な事は言わず、古典落語を楽しむように、このオープニングをじっくり味わいましょう。I'm Paddy Moloney from Dublin, the best city in the world! イェーイ!
●そしてパディの英語はまさに正統ダブリン訛り。Dublinはダブリンではなくドブリン。Pubはパブではなくポーブ。Bussもブスと言います。この素晴らしい標準ダブリン語は、今や絶滅危惧種とされパディの後に彼以上のドブリン訛りは、私自身では発見できていません。ぜひぜひ単語を拾うだけでもトライしてみてください。
●チーフタンズのコンサートは本当にテンポがいいのが特徴です。これも行き急ぐご老体ゆえか? いやいや、それは冗談として、デレデレちんたら進行を進めるフォーク歌手や伝統楽器奏者がMCをするのとは訳が違います。とにかくテンポが良い。ゲストはみんな風のように入ってきて、1曲参加してはさーーっと風のように帰っていく。誰もチンタラとステージを歩いている人はいません。だからチーフタンズのコンサートは何度みても飽きないし、とにかくあっという間に終わってしまう。そんな様子もお楽しみください。
●チーフタンズの公演の中、特にマットのソロやパディのホイッスルなど、音楽的な聞き所もたくさんあります。昨日今日はじめた者とは違う、熟練の域。到達できる者はホントに少ない。まさに音楽の神が降臨する瞬間です。
●またステージのフィナーレでは参加者全員によるソロ回しがあるのですが、そのソロ演奏が長過ぎる、とパディがメンバーに警告を鳴らす事があります。よくやるのはティン・ホイッスルをぶんぶんと振り回すしぐさ。そして腕時計を見るしぐさ。そしてティン・ホイッスルで電話の着信音。もしくは消防車の音…など(笑)。そういや昔はデレク・ベル(ハープ&ピアノ)がものすごいベートベンちっくなソロを弾いてみんなを笑わせてましたが、そんな様子も笑えるところ。大きな声を出して笑いましょう!
●そしてダンサーたちのダンスのパワフルさと言ったら! 私はダンスについては素人なんですが、昨今のリバーダンスやなんとかダンスみたいなのに出ている連中には辟易します。世のダンスファンはあんなダンスでいいんでしょうかね…と、マジで思います。ダンスこそ立ち方1つで素人見でも分かるもの。とにかくすごいから絶対に見逃さないように!! また時々キャラ・バトラーがお客さんに手拍子を求める部分があります。よく私はこのブログにアイルランド音楽は手拍子を入れない方がいい、と書いてますが、これは例外です。皆さんぜひ一緒に手拍子行きましょーーーーう!! 精一杯応援してあげてください!
●普段アイルランド音楽って難しそうとか言っている方にも、もう何度も行ったぜという方にも、とにかく多くのありとあらゆる皆さんにチーフタンズのコンサートは楽しでいただけます! 皆さんぜひぜひ駆けつけてください〜 私も楽しみます!!!
すべての公演の詳細はこちら!
<追記>
●パディはよく「anyway!」と言うんだけど、それがアニウェイと聴こえる…これもダブリン訛り?
●ダンサーのキャラ・バトラーがいつも華麗にステージに飛び出してくるのと比較すると、ピラツキ兄弟のネイサンの方はいたって無粋な感じ。あれっ、スタッフの子が間違ってステージに出ちゃったのかな?的雰囲気を醸し出しつつステージに現れ、いきなりかっこよい足さばきを観客に見せつけ踊りだす。これがネイサン流のかっこ良さー!
●とにかくゲストがすごいのがチーフタンズのコンサート。パディはよく「次の曲はスティングとやりました」「次の曲はメキシコのパイプバンドとやりました」といいつつ、えっ、スティングが出るの?とか、メキシコからパイプのバンドが来てるの?と思わせつつ「今日はいないので、〜が代わりに出演します」と話を落とす。この部分も分かっていてもお客さんは「えっっ、スティングが来てるの?」「ストーンズが来てるの?」的反応を示すことが出来れば、あなたもチーフタンズのコンサート通の域! すべて納得の上であえてパディのジョークに乗ってみせる。それがイキなお客様道への近道です。